Edge Project ~俳優の「真実の演技」を手に入れる為のワークショップのシリーズ~

その時その場でのみ起こり得るあらゆる要素に確実にコミットしながら、俳優同士が、繊細かつ力強いコミュニケーションを行う事で、深く鋭い真実の葛藤を生み出す。 リアルでお芝居のようでなく、観客の心に深く届く、本物の芸術的な演技を身に付けたいならPrayers Studio が提供する Edge Project のシリーズで具体的な訓練を始めましょう。

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俳優の内側で起こっている事こそが面白い

俳優の内側で起こっている事こそが面白い

「舞台上でハムレット役の俳優は華美な衣装も着ていないし、声を張り上げるわけでもない、ただ考えている。そして唯ボソボソッと喋っている「やるべきかやらぬべきか・・・それが問題だ」。ホールの観客は水を打ったように静かで皆が彼の言葉に集中している。彼の声は1000人規模のホールの最後列の観客にも届いていた」これは僕の最初の演技の先生が話してくれたエピソード。
舞台でも映像でも、ごくまれにだけれど、観客が息を殺して俳優の一挙手一投足に神経を集中させてしまう「魂を掴まれるような瞬間」と言うのがあると思うんです。で、僕はそういう演技に惹きつけられる。どうしたらそういう演技が出来るんだろう?とずっと考えて来ました。
それからこれは日常生活で誰もが出会うよくある光景。
「レストランに入って席につく。少し離れた席で向かい合って静かに食事をしているカップルに気がつく。黙々と食事をしている二人の間を漂う特殊な空気に目が離せない。二人の間には何かあったようだ。「出来ちゃった」んだか、「別れよう」なんだか、「一緒に死のう」なんだか・・・?」
この、台詞でもアクションでもなく、観客の全神経、全集中をひきつける状態をどうやって舞台上に作り上げる事が出来るのか。

その構造が、欧米のアクティングメソッドやスタニスラフスキー・システムを勉強しながら、ようやくはっきりと分かってきました。

舞台上やカメラの前という特殊な条件の下で、
①・・・日常の最もプライベートなリラックスした状態で考えるのと同じように、本当に「考える」と言う事が出来れば良い。と言う事。
「考える」とは「頭の中で、ある具体的な状況をイマジネーションとして展開させ、その状況を感じる」と言う事。
で、そのためには「対象に意識を集中させられる能力」と「イマジネーションを自由に能動的に展開させられる能力」が必要だと言う事。
②・・・相手役との間に、ごまかしの一切ない「コミュニケーション」が出来ればよい。という事。
コミュニケーションとは、自分の得たい状態を手に入れる為に相手役を説得しようとあの手この手で絶えず行動し続ける事。
で、その為には「相手役の感じている事を感じられるようになる事」と「自分の感じている事を分かり、自分の得たい状態を得ようと最大限正直に行動出来る事」が必要だと言う事。

こう考えるととっても単純な事です。だから世の中には何の勉強も訓練もしないで天才的な演技が出来る俳優がいるのだなあ、と思います。

ただ、僕のような平凡な俳優は、この二つが出来るために具体的な訓練を長く続ける必要があります。子供の頃自転車や水泳を覚えるのに時間を掛けて訓練したのと同じような事。やり方を体が(潜在意識が)覚えてしまうまでやるということ。そして覚えたらより完璧を目指して訓練し続けると言う事。

一流のスポーツマンや、音楽家は、日々休まず訓練を続けるのが当たり前。俳優だってそのくらいやらなきゃ本当の所には行き着けない。

具体的な訓練を繰り返し、限りなく自己の能力を高め続けると言う事。
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