Edge Project ~俳優の「真実の演技」を手に入れる為のワークショップのシリーズ~

その時その場でのみ起こり得るあらゆる要素に確実にコミットしながら、俳優同士が、繊細かつ力強いコミュニケーションを行う事で、深く鋭い真実の葛藤を生み出す。 リアルでお芝居のようでなく、観客の心に深く届く、本物の芸術的な演技を身に付けたいならPrayers Studio が提供する Edge Project のシリーズで具体的な訓練を始めましょう。

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Edge Project の演技観

「いい演技」 って、具体的には何の事?

Edge project では

虚構を真実に変える能力

のことを 「いい演技」 と言います。

普通の役者は、お芝居をお芝居として、役を役として演じる。
天才的な役者は戯曲をドキュメンタリーに、役をその瞬間その場所に実在する生きた人物にしてしまう。

当会 では、コンスタンチン・スタニスラフスキーの教えたシステム(「行動」の原因と結果、その根底を流れる自然の法則に関する研究)を基に、サンフォード・マイズナーや、リ・ーストラスバーグ、マイケル・チェーホフ、F.M.アレクサンダー、ヴァイオラ・スポーリン、などの考案した幾つかのメソッドや考え方に学びながら、虚構を真実に変えする為の具体的な訓練を行います。
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虚構と真実・役と自分自身

虚構を真実に変える仕組みとは?

① 現実---役としてでも、役者としてでもなく、本物の生きた人間として、自然の法則に則って見、聴き、考え、行動する、生きた自分自身 

② 虚構---役 ・戯曲によって提案されている状況 
      
    ↓↓↓

③  ①②の融合から
「普段の自分自身」ではないが「戯曲に書かれてある、想像上だけの役」とも違う、逆の言い方をすれば「生きた自分自身」でありながら「役」でもある、私という俳優にしか生み出せない『今ここで本当に生きている役』(第3の存在)を生む 

この第3の存在を生み出す為の具体的な技術

上の①②③それぞれの段階に対応する技術が、下記の(a)(b)(c)

(a)安易に抽象的な「役」を演じず、いついかなる時も常に心のままの自分自身であり続けられる事を訓練する。 さらに、普段の自分が成長の過程で無意識に身につけて来た、固有の「感情表現の癖や歪み」を発見し、「癖や歪みの生まれる原因になった出来事や、抑圧されていた感情」にも向きあって行きながら、ゆがみを矯正し感情表現と行動の領域を全方向へと広げる。
そうやって、日常生活での感じ方よりさらに敏感に繊細に感じ、より正直に心のままに行動できる心と体を作ることで、相手役との間に、直裁な「感情の交換」としてのコミュニケーションを実現する。

(b)自由に発展する「能動的な想像力」を育てることで「戯曲によって提案された状況」の中に入り込む。想像の世界の中で能動的に行動することで、戯曲の中の状況や出来事を俳優自身が真実と感じ、状況への確信を得、生きた俳優の内部に真実の感情、考え、行動への欲求が生まれる。

(c)この能力を使いながら、戯曲により与えられる「提案された状況」を注意深く考察し、「目的」「課題」という観点で戯曲を分析し「行動」に翻訳する
最終的にはスタニスラフスキーの言う「超課題」にまで辿り着く事。




これらの技術を確実に身につけるよう、下記の具体的なエクササイズを使って訓練します

訓練方法

訓練はまず、上の記事「虚構と真実、役と自分自身」欄の(a)(b)の為の基本的な能力を養うエクササイズから始めます。

「リピティション」エクササイズ
舞台上で自身として見、聴き、相手を感じ、相手に影響されて自身の内部に生まれた感情や欲求を感じ取り、その感情を相手に100パーセント伝え、その欲求に完全に正直に行動する。このときに生まれる「知性」からの妨害や隠蔽を理解し、その上で「知性」からではなく「感情」や「本能」から生まれる行動、「頭」ではなく「心」が求める行動を行える。そういう能力を養うためのエクササイズ。 【メンバーによる『リピティション』の研究リポートページはこちら】

「イマジネイション」エクササイズ
虚構を真実に変え得るイマジネーション力。本物の感情と行動欲求が生まれ、俳優の神経や体が影響を受けるような「想像力の使い方」を習得する為のエクササイズ 。【メンバーによる『能動的な想像力』の研究リポートページはこちら】

「調律」のエクササイズ
演技をする為には、日常生活の状態から、創造活動にふさわしい状態へと自分の心と体を調律する必要があります。体が発する最も正直な情報をキャッチすることで自身の心の状態に気付き、認め、受け入れ、次に自身に単純な知的作業を与える事で心身ともに平成な落ち着いた状態。周囲のあらゆる状況や状態を超繊細に敏感に感じ取れる深いリラックスの状態へと調律するエクササイズ。
またこのエクササイズは演技にとって、また想像力の開放にとって不可欠な「強い集中力」を養う事にも繋がります。 【メンバーによる『調律』の研究リポートページはこちら】

そして、これらの技術を確実に体得する為に
①『今自分の前にある壁は何か』
②『それを乗り越える為の今日の具体的な目標をどう設定するのか』
を随時意識的に確認します。
後は、ひたすら訓練の回数を重ねる事。
期間的にも出来るだけ集中する事。2週間に1度、1ヶ月に1度の稽古では、その概念や論理は理解できたとしても体と潜在意識が覚えこむことは出来ず、成果は望めません。

このエクササイズで、ある程度基礎能力が身についたら、戯曲やシナリオを使って(a)の部分
・戯曲の分析・解釈
・役と俳優自身の統合
の訓練を始めます。

目指す到達点は非常に高く設定しています。
しかし、Edge Projectでは、そこに至る道筋が具体的で明確
一歩一歩着実に進めば誰もが必ず行き着ける「道」なのです

Edgeとは『刃』の意。

Edgeとは『刃』の意。
演技に真実を持ち込むことを
「鋭い刀の刃の上を歩くような行為」
と比喩した人がいます。

真実を扱う為には
自身の真実に対峙する決意、恐怖心との闘いが必要です。
高度で繊細な技術も必要。
技術習得の為には当然ながら、絶えざる訓練が必要。
技術に対する理解を誤れば心が痛い思いをすることも。
強い意志と「必ず出来る」と信じる気持ちが無ければ達成できません。

本質を理解し、高い技術を習得する為の訓練は最終的には『自分との闘い』です。

だけど、この勉強会に来れば、同じように自分に打ち勝ち、成長し目標に到達しようとする仲間がいます。

仲間の成長は大きな刺激になるでしょう。
仲間の成長は自身に多くのヒントをくれるでしょう。
仲間の成長は何よりも自身の可能性の裏づけになるでしょう。

皆の成長は奇跡的なアンサンブル「心の生活」を生み出します。
コンスタンチン・スタニスラフスキーが求めた演劇芸術の最も崇高な到達点、

人間の心の生活

余分なものが何も無く、静謐な考えと深い感情で心が感応しあっている美しい状態。
この状態は観客の心を癒し、世界を浄化する力をもちます。
「演技 Play」が「祈り Pray」にまで高められる瞬間です。


運営

「10回集中エクササイズ・ベーシックコース」
を受講された方のメンテナンス・クラスとして
「研究会」
を毎月数回、開催しています

多くの役者には
時間とお金の綱渡り
という現実があります。
また、リピティションエクササイズは毎回同じメンバーで訓練していても効果的ではありません。
そこで、この研究会に参加するメンバーの潜在的な人数をなるだけ大きくし、開催の可能性の有る日にちを出来るだけ多くピックアップ。
開催できる人数が集った日に開催する。
参加費も1回1000円と、最大限下げて何度も参加できる。
という方法を採っています。

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