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Edge Project ~俳優の「真実の演技」を手に入れる為のワークショップのシリーズ~

その時その場でのみ起こり得るあらゆる要素に確実にコミットしながら、俳優同士が、繊細かつ力強いコミュニケーションを行う事で、深く鋭い真実の葛藤を生み出す。 リアルでお芝居のようでなく、観客の心に深く届く、本物の芸術的な演技を身に付けたいならPrayers Studio が提供する Edge Project のシリーズで具体的な訓練を始めましょう。

現在募集中のクラス!

役を生きる!!
演技のリアリティーで、観客の魂を震わす。
そんな『説得力のある演技』を、確実に手に入れる。
Prayers Studio のワークショップ!


舞台上で、カメラの前で

緊張や不安から解放され、インスピレーションを得て
生き生きと、リアリティーを持って、真に自由に演じられる!
そんな俳優になるには、完全に具体的な 『 方法 』 が、有るのです!



ロシアの俳優で演出家だったスタニスラフスキーが発表した、天才的な演技の方法。

 「スタニスラフスキー・システム」 

マーロン・ブランド、ロバート・デニーロ、アル・パチーノ、メリル・ストリープ、ショーン・ペン、ニコール・キッドマン、ベニチオ・デル・トロ・・・etc

世界的な名優達は皆、何かしらの経緯でこのシステムを学んでいます。

このシステムは別名「有機的自然の法則」、人間の行動の根底を流れる、普遍的で、完全に科学的な法則です。

必要なのは、このシステムを正確に理解し、訓練すること。

Prayers Studioでは、
本場ロシアの、功労芸術家の下で10年以上400回を越える本番の舞台での実践を通して学び検証して来たスタニスラフスキー・システムを基に、
ストラスバーグ、マイズナー、ベラレーヌ、他、欧米の各種演技メソッドと、最新の脳科学や心理学の理論も用いて、

「ハッキリと具体的な訓練」
「分かりやすい説明」
「一人一人の個性にあわせた丁寧で親切な指導」


で、確実に演技力をアップさせます。

・台本をもらって、どういう手順で何をどう分析したらよいのか知らない。
・どう演じれば説得力ある良い演技になるのか分からない。
・オーディションや本番で「緊張してうまく行かない」
・「お前の台詞は伝わらない」と言われた。
・「一人で芝居をするな」と言われた。
・「演技がわざとらしい」「嘘っぽい」「大袈裟だ」「リアリティーが無い」と言われた。
・「ホンが読めてない」と言われた。
・「存在感が無い」と言われた。
・オーディションで「要求された感情を表現できない」
・台詞は覚えたけど舞台の前で、カメラの前でいつも不安な感じがする。
・感情が動かない!!
・出演作を観ていつもがっかりする。
・演技が楽しくなくなってきた。
・自分には才能がないのかなと最近思い始めた。

これらのは、確実に、改善できます。


クラスは 2種類 、
台本の読み解き方を確実にマスターする「戯曲読解シーンクラス」 
と 
感情表現の幅を広げ、観客の心を震わす本物の感情を使える役者になる「Basic1クラス」


受講の感想

ホンが読める役者になる!感想 ⇒http://edgeproject2007.blog116.fc2.com/blog-entry-44.html

Basic1クラス 感想 ⇒ http://edgeproject2007.blog116.fc2.com/blog-entry-36.html



■『ホンが読める役者になる! 戯曲読解 シーンクラス 』

スタニスラフスキー・システムの真髄「身体的行動のメソッド」を学ぶ10日間

・セリフとト書きしかない「台本」から何を読み取り、どう演じたら、世界的な俳優のように説得力のある演技ができるのか。

多くの俳優が、「ここはこんな感情で表現しよう」 と、感情を表現することを考えます。

しかし、感情を表現しようとすれば、間違いなく、作り物のお芝居臭い演技、紋切り型の演技になるというのが、この世界の法則です。

「人間 」というものが、どういう仕組みで、考え行動するのか、最新の脳科学の理論とも完全に一致する、スタニスラフスキー・システムの教育を受けた俳優は、感情を表現することは、絶対にしません。

彼らは、私たちは、舞台上で「行動」をします。

スタニスラフスキーの言う行動とは歩くとか座るとかの「動作」のことではありません、具体的な状況下で人間の無意識が選び出す、「目的」に向かう明確な「意図」を持った『行動』です。

この行動を行えば、結果的に、必ず、感情は生まれます。

圧倒的にリアルな「真実の感情」が生まれるのです。

これは、自然界に生きる全ての人間に共通の、自然の法則です

この法則を知っている俳優は、舞台上で、カメラの前で、圧倒的にリアルで強烈に観客を惹きつける演技を、確信を持って伸び伸び演じられるようになります。

今の日本ではまだ、90%以上の、演出家、演技教師、俳優が、この法則を知らず、台本中の情報の10分の1も読み取らぬような状態で演技に挑んでいます。

この方法は美しく、奇跡的、天才的です。
目からウロコが落ち、世界が確実に広がり、習得すれば演技力は格段にアップします。


受講の感想→http://edgeproject2007.blog116.fc2.com/blog-entry-44.html

【日程】
今月の新クラス日程はこちらからご確認ください⇒募集中の日程

【定員】各クラス8名(目の届く人数で確実丁寧に稽古しましょう)

【受講料金】10回4万円(再受講3万円)

【会場】品川区中延駅徒歩30秒 Prayers Studioアトリエ

【講師】渡部朋彦 
Payers Studio、代表・演出家・演技トレーナー
東京ノーヴイ・レパートリーシアター、理事・俳優
プロフィールhttp://prayers.jp/profile.html

【お申し込み・お問い合わせ】
電話:080-7004-8293
メール:info@prayers.jp
翌日になっても返信がなければメールトラブルの疑いがあります。お手数ですが再度ご連絡ください。





■『本物の感情が表現できる役者になる! Basic1クラス 』

演技芸術は「感情」と「行動」で生み出す芸術です。

「行動」の部分はシーンクラスで学びます。

さて、「感情」について皆さんはどれくらいのことを知っていますか?

自分の感情表現の癖、感情や行動のブロックを自覚していますか?

舞台上でのコミュニケーションは「感情エネルギー」の交換でもあります。

しかし、「感情を表現しよう」と思えば演技は最悪の紋切り型お芝居になってしまいます。

どうしたら良いのか?完全に具体的な『方法』が有るのです。

感情についてしっかりと学び、訓練をする。

俳優という仕事に必須で、人間としても深い気づきに満ちた人気クラス。

受講の感想⇒http://edgeproject2007.blog116.fc2.com/blog-entry-36.html

【日程】
今月の新クラス日程はこちらからご確認ください⇒募集中の日程

【定員】各クラス8名(目の届く人数で確実丁寧に稽古しましょう)

【受講料金】10回3万円(再受講2万5千円)

【会場】 世田谷・渋谷・目黒区の区民センターなど

【講師】渡部朋彦 
Payers Studio、代表・演出家・演技トレーナー
東京ノーヴイ・レパートリーシアター、理事・俳優
感情解放カウンセラー
プロフィールhttp://prayers.jp/profile.html

【お申し込み・お問い合わせ】
電話:080-7004-8293
メール:info@prayers.jp
翌日になっても返信がなければメールトラブルの疑いがあります。お手数ですが再度ご連絡ください。



<その他のクラス>
◆スローリーディング
リアルな演技の秘密、不随意筋や自律神経(潜在意識分野)レベルの創造をスタートさせる方法を反復練習で身に着けます。
※戯曲読解シーンクラス修了者
◆個人セッション
個々人が抱える、各種感情表現のブロックや各種行動のブロックを解消するワーク。感情解放カウンセリング。信念・定義の書き換え。
※Basic1 か 戯曲読解シーンクラス修了者対象ですが、未経験の方でもお話を聞いて可能と判断すればお受けします。


【そのほかの詳細】
Prayers Studioホームページ→http://prayers.jp/pg64.html

※ピンときたら、是非機会をお見逃し無く!!

※次回以降の開催の案内をご希望の方はメールでその旨お申し込みください。

【本企画を主催するPrayers Studio とは?】
「真実の演技」とは、唯のエンターテイメントではありません。
嘘の無い、魂のレベルで行う最も深いコミュニケーションです。
演じることを通して自分の内面に向き合い開放し、「自分の心、相手の心と本当に繋がる」体験をすることで、俳優自身が本来の自由と調和を取り戻す。
そして観客が、観劇を通して自身の中の抑圧を開放、カタルシス(浄化)し、リフレッシュした心で毎日を活き活き暮らせること。
潜在意識を開き創造の力を高めるとはそういう仕事だと、コンスタンチン・スタニスラフスキーと、レオニ-ド・アニシモフの仕事から学びました。
Prayers Studioのワークショップシリーズで、皆さんがワクワクするような沢山の気付きと素敵な出会いに満ちた時間を送られたなら、これ以上の喜びはありません。  
Prayers Studio ホームページ→ http://prayers.jp/index.html
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現在見学頂けるクラス


【見学のお申し込み・問い合わせ】
件名に必ず「シーンクラス見学希望」又は「Basic1クラス見学希望」と明記して、日にち、会場の問い合わせなどメールinfo@prayers.jp
までご連絡下さい。
翌日になっても返信の無い場合はメールトラブルの可能性があります。
再度ご連絡ください。
電話080-7004-8293。

テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

開催予定日・開催場所

開催予定日・開催場所の確認ページへはここから入れますが、暗証番号が必要です。
参加ご希望の方はまずこちらをご確認ください。
ホームページ http://prayers.jp/workshop.html
見学希望の方はinfo@prayers.jp までメールでお問い合わせ下さい。

受講感想★ホンが読める役者になる

受講の感想 
ホンが読める役者」になる
~スタニスラフスキーの真髄 「行動分析のメソッド」を学ぶクラス~


 
Q1:10日間の感想を教えてください
Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?



オカサト さん

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
今まで、声優学校で練習していた台本を読むときは、ただ、そのセリフだけを追っていました。どんな状況で、どういう事を思って、相手にどう伝えたいのか、そのために、どう行動するのか。そういうことを全く考えずに台本を読んで、ただ声を荒げたり、ただ悲しい声を出してみたり…。(朋 それは、演技でも何でもありません。)今までやってきたのは、演技でも何でもなかったなぁ…。と、変な感じですが嬉しさを感じました。
とにかく、自分が演技だと思ってたものが全く違っていた!
もうそれだけでも大きな収穫です。
質問②の答えみたいですが、台本を読むのもスゴく楽しくなりました!

Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?
セリフを、感情・目的・課題・行動に分析する作業が、スゴく楽しい!
自分の思うことと、他の皆の解釈が違っている事もあるので、「そういう捉え方もあるのか!」と、自分のとプラスして考えられる!もう正直、授業の時間プラス、5時間ぐらいみっちりやりたい!!と、思ってました。
今までやったことのない作業で、分析する事で、役の心が動いてるんだなぁ…と、今更ながらこう言う事を知れて、それが今はとにかく楽しいです。

匿名希望さん

Q1:10日間の感想を教えてください
程よい人数で、理論は全体、実践はじっくり個人の課題に向き合って頂けてとても感謝しています。
他参加者の稽古を見ていても、刺激を受けられる恵まれた環境だったと思います。密度の濃い時間を過ごさせて頂きました。

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
・あなたは何を知ったり得たりしましたか?
A.書籍の文字を読むだけでは理解出来なかったことを体験させて頂きました。
世界中の演劇を学んでいる人たちが知っているであろうアプローチの仕方を、体験して得られたことが大きいです。

何よりも、私が過去感銘を受けた演技は "人が人を思っている姿” (優しい思いだけではなく、相手をコントロールしたい、変えたいという自分の願望に向かったエゴの交流)を感じられる瞬間だった、ということに気がつかせて頂きました。

・受ける前と今では変化や成長が有りましたか?
A.実感では沢山有りますが、それが観ている人に結果として出ているかどうかは、今後、現場で試していきたいと思っています。

・受講して良かったと思える事は有りましたか?
A.集団に属していないと、どうしても"本番に向けた稽古"ばかりで、じっくり基礎の部分に時間を費やすことが出来なかったので、貴重な時間を過ごせて良かったです。
何よりも、ともさんのコーチングが的確で、吸収出来ることが多かったです。(このようなワークショップはあまり出逢えないので…)。
変な例えですが、サビ落とし、垢落としをさせてくれる演技ジム的な場所になかなか出逢えなかたったので、刺激的な時間でした。(自分の理想の理論を押しつける指導者は多いのですが…)


Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?
A.正直全てですが、
・新しい知識を得たり、
・今まで漠然と感じていた事が言葉として吸収したことによって腑に落ちた事、
・相手役との仕掛けられたり、仕掛けたりのスリリングな遣り取り(影響しあっていること)を感じられた時。

徳田亜弥音さん 
10日間、本当にあっという間で楽しくできました。
もっとやりたいなって思います。
今後是非、予定があう時また参加したいです。
普段あんなに感情を出す、
相手を絶対変えてやる!って
中々ないと思うのですが、
自分のオーラを出すことによって
相手が変わるってめっちゃ面白かったです。
心から相手に対して
感情を送って、
思っている時って
自分ってこんな感じに出すことが
できるんだなって発見もありました。
台本ってこう読んでいくんだってことも勉強できましたし、何より行くことが楽しく居心地がよかったです。

I.S.さん 
Q1:10日間の感想を教えてください
エネルギーのお話なども交えてスタニスラフスキーのメソッドを分かりやすく教えて頂き、自身がやってきたことの点と点が繋がり、そういうことだったのか!という嬉しい気づきが毎回ありました。
日常では自分の内側を観察しながら、舞台では相手の内側を観察し働きかける。
ある意味真逆て、それでいて同じにも思える行動がとても面白いと感じました。
これからより演技や自己を磨き、良き表現者として生きていきたいです。
この度は素敵なご縁を繋いで頂きまして、ありがとうございました!

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
これまで自分なりに、或いは講師や演出家の教えから演技というものを掴もうとし、抽象的な事が多くわからないことが多々ありました。
そのわからないことをわかりたい、腑に落としてより芝居を楽しみたい、上手くなりたいという気持ちで参加しました。
今回のクラスで、そのわからないことが明確になり、気付きや発見がたくさんあり、自分の癖や自意識とも向き合う素晴らしい機会になりました。
台本を分析し相手の内側に働きかけることで、自分も相手も演出家さん、お客さまなど皆を楽しませたり何かを感じて貰いたいという自分の目標にグンと近づいたと思います。

Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?
台本や言葉と仲良くなれたと感じられたこと。
相手の内側に働きかけることで相手が変わったり、思いもよらない反応をすることにただただ集中していられることが楽しかったです。
稽古中、相手がたじたじになってたのも面白かったし、自分自身が相手に怒りとかその場で生まれた感情を大事にできる事も楽しいと感じました。
※講師コメント

匿名希望 
Q1:10日間の感想を教えてください
スタニスラフスキーのメソッドを通して、今までのわたしの台本の読み解き方、表現の仕方がとても浅いものだと気付きました。
今までのわたしは自分の台詞の前後からの分析と、台詞に感情をのせて演技をしていました。
このWSを通して、常に台詞の目的や課題が明確になれば行動と感情がわかりやすくなるから自然に役が入りやすくなること。そして、自分の感情より、 相手を変えようと相手にフォーカスをあてることで自然と表情や感情が生まれるということが大きな発見と収穫でした。
台本分析のときは細かくて大変な作業だったけど、台本分析をもとに実践してからは毎回発見がありとても楽しかったです。 今後もこの反復をして自分のものにしていきたいのでまたお世話になります!
※講師コメント

TKCさん
Q1:10日間の感想を教えてください
クラスの最初にお話したことですが、『俳優修業』で主人公のコスチャが色々な人から台本の分解の仕方、解釈の仕方などを学んでいるのを読んで、勉強になったというよりも羨ましかったんです.
「ここまで具体的に教えてもらいたい」と思いました.
このクラスは、まさに場面を体験しているようでした.
しかも、その解釈に基づいて演技する、という実践まで行われていたので、感動してしまいました.
後半の実践編はなかなか自分の思い通りにできず、情けなかったですが……
それでも相手役の皆さんが、三者三様の行動をしてくださったので、とても面白かったです.
同じセリフなのに「うわ怖」と思ったり「あれ?あんまり怒ってないぞ。むしろ機嫌がいいんじゃないか?」のような思いが、予定調和でなく生まれてきたのは中々ない経験でした.
ありがとうございました.

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
台本の読み方が変わりました.
「相手をどう変えたいか」という点で台本を読むことはありませんでしたので、これは大きな進歩だと思います.
また、課題と目的を見失いがちだということに自覚的になれました.

Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?
台本に書いてあるセリフに沿っているだけなのに感情が湧いて来た時です.
「何何?」と聞いて、それが自分の目的にかなっているのかジャッジしているうちに
イライラしてきたり、「やった」と思ったり、というのが自分の意図せず起こったとき、とても面白かったです.
あとは、皆さんに解釈を面白いと言っていただいたときは、純粋にうれしかったです.
※講師コメント

まこっちさん
Q1:10日間の感想を教えてください
いかにエキサイティングで、学びの刺激があったかは言葉にしつくせません。
このような機会に体験できたことを感謝しています。
そしてワークショップとして優れていると感じたのは、まさに「技術を売る」というか、範囲を絞って系統だてて説明、指導をしてくれる点です。
多くのワークショップとは指導者の一方的な指導によるところが多いと思います。
そこには理屈や筋よりも「誰々の指導を受ける」というところがメインになってしまってる感がずっとありました。
有名な監督とかだとそこに価値を見出して受講する人が多いのかもしませんが、
僕は今回、「戯曲の読み方」「行動分析」というテクニックを、理屈としても知ることができたし、疑問を持ったらなんでも真摯に答えてくれる環境で、心から学びに集中することができました。
「戯曲の読み方」
という範囲に絞り、必要で重要な課題にここまで向き合ったのは初めてです。
フォーカスが絞られていた分、そこに集中して学ぶことができました。
自分は物事を基本的には鵜呑みにしないやっかいな性質なので、ずいぶん教えづらい生徒だったと思いますが、
真摯に向き合ってくださり嬉しかったです。

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
「人間は未来に目的を持って行動している。」ということを新しく知りました。
今までは即興的にしか演じられなかった分、上手く行く時といかない時があったのですが、
目的を認識することで、途中途切れそうになっても芝居の世界に戻って来れるようになりました。
そして、目的と同時に、いかに相手を動かすか、ということに集中すると、自意識から解放されることもわかりました。
この二つをもつだけで、大いに芝居がやりやすくなることに驚きました。
本を読むだけでは、「安全なところから俯瞰してるだけ」というのも僕はすごく納得しました。
実際の登場人物は初めて体験することばかりで、ひとつひとつに新鮮な驚きがあるから、それを役者は表現しなくてはいけません。
だから目的に沿った「なになに?」という問いかけや、本を何度も何度も読み、役としての目的や立場、その時の行動や感情を考えておかなくてはならないと思いました。
今まではただ、「始まってみてからその場で生きる!」というやり方でしたが、その場の集中力任せで、具体的な生き方がわかりませんでしたが、今はどうやって入ればその瞬間余計なことに囚われずに演じられるか地図が手に入った感覚です。
そして、その行動自身を覚えておくのに、行動を名前でつけておくと便利だともわかりました。
本はセリフを覚えるためのものだと思ってましたが、
本をただ読むだけではなく、何回も何回も読んで、ヒントを得られる俳優になりたいです。

Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?
実践の回に入って、自分の意図を相手に伝えてる時、そして相手の意図を感じて本当にコミュニケーションがとれていると感じた時、演じていて本当に面白いと感じました。
見せかけの芝居ではなく、自分とは違う立場の人間に本当になって、会話が生まれるからです。
その瞬間というのは見ていておもしろい芝居だし、なによりやっていて自分をわすれて没頭できる貴重な瞬間です。
この芝居を常にできたらと思うし、いろんな本、状況でもっともっとこういう芝居がしたいです。

現場で役に立っています。

※講師コメント

中野風音さん
Q1:10日間の感想を教えてください

A:10日間あっという間でした。
毎回のレッスンが濃厚で刺激的でした
少人数制だったので一人ひとりが納得いくまで何度も細かく説明して下さったので
覚えの悪い私も理解しやすかったです。

渡辺さんの実践で一人一人に違うやり方で
稽古を進めていってくださったので
毎回挑戦する気持ちで取り組むことが出来ました。
ありがとうございました。

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?

A:事件、事実の仕分けをすることで断片的に捉えやすくなりました。
役はそれぞれ未来の目的を常に抱えている
その目的をわすれてしまうと、
目の前の台詞に惑わされてしまう事で
行動が曖昧になってしまうのを
実感することができました。

Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?

A:行動を動詞にする時、自分のなかでしっくりくる形を見つけられた時すっと目の前が明るくなったような感覚になって嬉しかったです。
自分の仕掛けた行動に対して相手が反応してくれた時、自分の行動が相手に伝わったんだと実感できて嬉しかったです。
※講師コメント

まりおさん
Q1:10日間の感想を教えてください
丁寧に教えていただいたのでとてもよかったです。自分の分析が間違っていた所が何ヵ所かあり、自分一人で今後やっていかなければならないときは軌道修正できるのか不安になっています。やはり10回では習得できないと思いました。
忘れないうちにスロー・リーディングで反復練習をやっていきたいです。
しかし最初の戯曲の読解を理解する入り口としてはとても素晴らしい勉強会だったと思います。
知らなかった時と今とでは確実に違う本の読み方ができると思います。
今まで自分が散々されてきたダメ出しの意味が分かるようになりました。

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
戯曲を分ける。分けてそれをまた統合する。そうすることによってここは○○しているんだという貫通行動が分かる。
台詞は相手を自分の目的を達成するために発せられている。
超目的超課題がある。それに従って演じていくと見ている人に伝わるし自分も演じやすい

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
自分の目的が明確でやる行動がはっきりしているときに相手を変えようとしてやっているとき。
相手を変えようと行動しているときに自意識を忘れたとき。

色々なものを習得できました。
本当にありがとうございました!
※講師コメント

J2さん
Q1:10日間の感想を教えてください
まだ、どうしたら良いという発想は生まれていませんが、このトレーニングを愚直に蓄積することで前進できるという感覚があります。

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?
①こころ自由に開閉することがいかに難しいか。閉じるのは簡単だがなかなか開
きにくいということ。
②上記と関連して相手にこちらの意図を届かせる、相手の意図を感じることの容
易ではないことを再認識。日常生活として、また役として。

Q3:理論・分析・実践の回を通して、「楽しい」と思える瞬間はありましたか?あればどんな時でしたか?
①上記に「役者として」チャレンジすることの面白さを知る。
②参加メンバーが徐々にリアルな空間を作りはじめていく変化が面白く興味深い。
③役者のトレーニングというフィールドでさまざまなキャリア、感性、考え方の
人と出会い、新たな発見に出会うことが貴重。それぞれのメンバーの芝居や表現
への夢や想いに触れることも刺激となる。

※講師コメント

アッキーさん
Q1:10日間の感想を教えてください

気持ちを言葉にする事とアウトプットが苦手な私にとって、考えて発言する場を与えて下さるのはとってもありがたいなと毎回思います。

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?

A:台本の読み方を一から学びました。今まではひたすら読むだけだったのですが、今回ワークショップを受けて、ここのシーンはこういう状況でこんな感情で、こういう目的があって、というのが少しずつですが台本から読み取れるようになったと思います。あと、セリフを方言で言うことによって、感情がストレートに出せるという事に気付きました。

Q2:今回のクラスを受講して新しく得られたことはありましたか?

A:演ってる時に、感情の交流が出来てる!?と実感した時が楽しいです。


ガクさん
とても刺激的な10日間であった。
教育の現場で演劇を取り入れたいという思いを持って参加したが、演劇についてだけではなく、人と人のコミュニケーションの在り方についても考えさせられたワークショップであった。
最初、脚本のセリフの一つ一つを取り出しながら丹念に分析し、そこに表われるセリフの意図にこだわって読んでいった。国語の授業の読解でもこれほど丹念には読まなかったと思う。
皆で討議しながら分析していくことで、普通に読み通すことでは見えてこなかった登場人物の想いの擦れ違いが見事に表れてくる。
日常の人間関係のコミュニケーションの擦れ違いも、この方法をとればどこにずれがあったか、どうすべきであったか、わかるのではないだろうか。
そして、けいこに入る。相手に集中し、相手の話をありのままに受け入れて聞き、相手を変えんと意図を持って話していく。この過程を、ゆっくりと丁寧に内面で言語化して行ってゆく。難しいトレーニングであった。
しかし、これは日常生活にとっても重要なトレーニングではないだろうか。
心を解放させ、注意力を持って相手に耳を傾け、自分の思いを自分の言葉にしっかりとのせて相手に届ける。
これは、人と人とのコミュニケーションのあるべき姿だ。
振り返ると、日頃自分は、しっかりと向き合って聞いていなかったり、無自覚的な自分の枠で相手をとらえていたり、伝える意思のない言葉になっていたりしている。
だから、これは演劇のレッスンである以上に、コミュニケーションのレッスンなのだ。
多くの学びと気づきの得られたレッスンであった。
教え込むのではなく、納得や気づきを大切に進めてくださったトモさんに感謝します。

※講師コメント

ちかさん
「戯曲読解シーンクラス」ありがとうございました。

今回のクラスでまず印象に残ったのが、芝居で「感情を表現してはいけない」ということです。

「感情」とは、人間の顕在意識で直接コントロールできるものではなく、「行動」の過程や結果として生まれてくるものであるということを改めて実感したことで、自分が芝居に取り組む際の根幹となりうるものを導き出せたと思います。

又、「行動」とは、具体的な「目的」を達成しようと導き出される「意図」のこと。

今回、芝居をする際、演じる為に「行動」=「意図」を見つけるというメソッドを学んだわけですが、そもそも今まではすべてに「目的」があるという見方をしていませんでした。

その為に、演技やセリフを言うために感情表現をして、「課題」や「行動」も曖昧になり、絶えず迷ったり、試行錯誤の連続でした。
このメソッドを身に着けることで、戯曲を確信をもって読み進めることが出来るようになり、「迷わず演じる」方向へ一歩進めたと思います。

もうひとつは、相手を捉えてからのインナーモノローグ(「何々?」、障害の発生)からの、目的→行動をじっくり時間をかけて意識・実行出来たことは、自分にとって芝居を見直すきっかけになりました。
今までも実行してきたと思ってはいても、それが十分でなかったと反省し、これからの芝居の取り組みへの糧となりました。
これからも、とにかく、目の前の相手の内側(感情)を変えるように行動するということを忘れずに、日々努力していきたいと思います。


丁寧なご指導、ありがとうございました。


今後も、スローリーディングなどで、お世話になります。よろしくお願いいたします。

※講師コメント

T.Yさん
今までの芝居の作り方は間違ってはいなかったが、目的が足りなかった。という事が分かった事が、今回の最大の成果だったと思います。
今までも、自分でしっくり来ない部分を強引に解釈して演じていた事がありましたが、それは目的がはっきりしていなかったからなんじゃないかと改めて考えてみると思いました。
おかげ様で、以前より台本の理解のスピードが早まりました。
これをもっと自然に出来るようにして行きたいと思います。
ありがとうございました。

※講師コメント

匿名希望さん
受講した感想です

*自分の好みや感情に左右されず冷静にホンを読む作業ができる学びでした。
*同様にして、自分の向かってしまいがちな感情やパターン、苦手な解釈の部分が見えてくる。

*ホンの全体の流れをつかみやすくなった。
山や谷の事件をとらえること。それを捉えるだけでも楽になる。
*一個一個の台詞をいくつもの方面から分析していくのは、とても大変な作業であるが
それがベースにあると、ホンを離した時に、
目の前の相手を信頼して会話しやすくなる、そんな気がした。

*自分を使って演技をする、ということは本音の自分に向き合うこと。
なかなか見つからないかもしれないし
向き合ったら、素直でない自分もいる。
認めてあげることで、自分と人の深さを理解することになる。

*練習の努力が信じられる。
演技でコツコツやることの成果が信頼できるツール。

以上、堅いですけど。

※講師コメント

ゆきえさん
私は今回のシーンクラスで、大きな感動、そして大きな気付きを手に入れる事が出来ました。

台詞とト書しかなかった台本が、ドラマチックでイキイキとした面白い世界に変わっていくのです。とても感動的です。それは、スタニスラフスキーの『行動分析のメソッド』により実現するのです。このメソッドでは役の行動を導き出す事がとても重要になってきます。そこから、生きた本物の感情が生まれてくるからです。自分の本当の心が吹き込まれるのです。役を生きるのです!!本当に素晴らしいです。感動的です。それを伝えあう時、とても面白いドラマが始まるのです。

そして、この『行動分析のメソッド』を通して大切な事に気付きました。それは、どんな気持ちも感情も、それが本物であれば、その人が自分の目的に向かって自分らしく進むためにはとても必要なものであり、大切なのだという事です。これは自分の人生においてもですよね。人生を面白く生きていく素晴らしいメソッドを学びました。

本当にありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。

※講師コメント
ゆきえさんは、Basic1を2ど受講され、今回はホンが読める~ のクラスをご受講くださいました。
もともと若い頃に演劇をされ、その後ご結婚、お子さんを育てられ、幸せな家庭生活の中で
しかし、このまま自分のやりたかったことを遣らないでいるのは、違う!
と感じられて、参加されたそうです。
人間が「好きな事」をすることが、いったいどれだけご本人を輝かせるのかということを思いました。
毎回毎回、本当に生き生きと、喜びに満ちて参加して頂きました。
明るい喜びのエネルギーを放ちながら、相手役と濃い「交流」をする姿に、
「演技芸術の本質は『交流』である」
という言葉を思い出しました。
密度が濃く、研ぎ澄まされた交流をすることは、人をイキイキと甦らせてくれるようです。


kimiさん
シーンクラスでは大変多くのことを学び取ることが出来たと思っています。有難うございました。

ずっと自分の中で気になっていた、行間の感じ方読み方や、台本の中の役者の詳細な気持ち(性格)の読み取りなどがきっちり出来ず、自分の感情で演じてたものを何とかしたいという思いが今回具体的な形で教えて頂けた事で、より詳しい分析がこの先やれるかもという多少の自信になっております。
未だ初めての経験ですので今後も時間があれば、是非それが確実になるように繰り返していきたいと考えております。

今回はとても良いパートナーと和やかなチームメンバーに囲まれてとても楽しくワークショップを終えることが出来ました。本当に有難うございました。


※講師コメント
kimiさんは演技のキャリアがある女優さんです
とても、勘の良い女優さんだな
と思いました
うまい役者さんだと評価を受けておられることでしょう
しかし
それでも、まだ良くなれると思いました
「神は細部に宿る」
細かな、一般の人が気づかないようなディテールの詰めで
演技の説得力、リアリティーがぐんと増します
スタニスラフスキー先生が教えてくれているシステムは
人間が普段無意識にしている行動の裏の『法則』です
この法則を知ることで
演技に「潜在意識」が働き始めます
つまり自律神経や不随意筋と呼ばれる、自分の考えや石では動かせない部分が働き始めるのです
何とも言えない絶妙の表情や呼吸、目線や声のトーン
あらゆる、「リアル」なトーンが生まれるようになります
・合目的性
・論理性
・順序性
・完結性
この法則を知って、実行すること
それによって演技に「潜在意識」の働きを加えられるようになること
kimiさんの演技も細部に神が宿り始めました



ナミさん
シーンクラスを受講して、戯曲の読み方ってこんなにきちんとしたものがあったのだと驚きました。

学校等でその時使っている戯曲の解釈の説明とかを聞いて、その時はわかっても、

他の作品になると全く理解できないし、どうしたらいいのだろう

と迷ったまま読むので、全く何もできない状態でした。

学校では、ここで教わった<意図>というものを知らない状態で望んでいたので、いろいろ指摘されても、さらにわからなくなり落ち込んでしまうということもあったので、今回のシーンクラスは本当に勉強になりました。

初日はできないかもしれないと半泣きしてしまった私ですが、最後までできて嬉しいという達成感も感じています。

戯曲の意図をきちんと理解して、正しい行動をしていけば、感情も生まれてくるということも実感できた瞬間もあったし、相手を変えるために相手の中に入っていけば、つながっているということも実感しました。

そして、何よりも楽しいことがわかりました。

いままでは、緊張したり、

相手のセリフがきて、自分のセリフをいうという順番を気にしたり、

待ってしまったり、

「さあ、どうしたらいいんだろう」と焦ったりと楽しくなく、

セリフを言っているだけだったり段取りで苦しいだけで、空間も違和感を感じていました。

正直、こんなにもすることがたくさんあって
(相手の中に入っていく、相手を本当に変えること、、、などなど)

良い意味で、「緊張している暇はない」んだと痛感しました。

まだまだ、全てがすぐできるわけではないですが、

悩んでいる、台詞の抑揚に関しても改善できる可能性がみつけられたことも成果だと感じています。

長文になりましたが、たくさんのことが勉強になったクラスでした。

続けて受けていきたいです。ありがとうございました。

機会があれば、ドラマトライアルメンバーの白い象~も拝見したいです。


※講師コメント
ナミさんさんは、声優のスクールに通っていて
セリフに感情が乗らない
抑揚が効かない
感情の幅が出ない
という、具体的な問題を改善したいと、ワークショップに参加されました
初めにBasic1クラスに参加され、
子供の頃から今までの成長過程で、自分自身の内面に
「感情を表現してはいけない」
という、ブレーキを持っていたことに気づきました
気づけば、その瞬間から、徐々に、
実は自分の中にもいろんな感情があったんだということを実感できるようになって行きます
そうして、だんだんと、感情が声に乗るようになっていきました
さて、感情のブレーキを外して
「感情を出せる」ようになりましたが
実は、正しい戯曲の解釈をすることと『行動』の法則を知らなければ
結局は「演技の中に」自然な、リアルな、感情表現をすることはできません
感情をデタラメに出しても、それは作り物のお芝居にしかならないのです
本物の俳優は、「感情を表現しよう」とは絶対にしません
彼らは、本当の「行動」をすることで、結果的に、そして確実に、リアルな感情表現が生まれてしまうのです
これは最新の脳科学の分野でようやく説明されるようになった人間の行動の法則です 
という訳で、感情のブレーキを外して準備が整った状態で、今度はシーンクラスを受講されました
効果はテキメンでした
理論と分析の日程を終えて、実際に相手とセリフを読み合わせ演じる日程にはいった日の終了時
ナミさんの充実した、嬉しそうな顔を忘れることが出来ません
演技は、ハッキリとしたやり方を知り、法則に則って相手と対峙すれば
驚くほど実感のある楽しい時間を生きることになるのです
これが、
「役を、生きる」
という瞬間です
シーンクラス初日と最終日の演技は全く異なったものになりました
堂々と自信を持って、生き生きと、迫力の演技ができるようになりました
あとは、この方法が体に染み付くまで何度も繰り返し訓練するがけですね
お疲れ様でした、よく頑張りましたね。


タカシさん
10日間ありがとうございました。
2回目の受講だったので
さらに細かいところまで突っ込んだ指導をしていただき、自分の身になることが多かったです。
相手の台詞を受けて行動に移すまでの過程で相手役によって、その場で行動を変える事が出来るようになったのが今回の一番の収穫だったと思います。
この技術をさらにブラッシュアップさせ、自分のモノとして使いこなせるようにしたいと思います。
朋さん、今回もありがとうございました。


※講師コメント
再度ご受講いただきました
タカシさんは映像中心に活躍されている俳優さんです
ご自身でも書かれていらっしゃいますが
>相手役によってその場で行動を変える事が出来るようになった
ここまで来ました
素晴らしいことだと思います
戯曲から役の心理を分析して
台詞の裏の意図(=行動)をプランし
舞台上ではこの行動を相手役に対して遂行します
ですが、相手の出方によって、相手の微妙なニュアンスの違いによって
こちらの行動もニュアンスが変わるのが自然な、リアルなコミュニケーションだと言えます
読み取った行動が、その時その場の相手役の演技に応じて変わりつつも
戯曲の要求するところからは外れない
この、「小さな即興」とも言える部分こそ
リアルな演技の魅力と言えます
といっても、ここまでの演技が出来ている人など
ほとんどいないのが現実ですけれど・・・
きちんと理屈を分かって訓練をすれば
12回の訓練でここまで行けるというのは、喜ばしいことです。
今後のご活躍をお祈りしています。
(10回のクラスのうち、前半の4回は理論の説明と分析に当てられ、残りの6回で、相手と読み合わせて演じます。なので、隆さんは2回の受講で12回の実践訓練をしたことになります)



大輔さん
今回シーンクラスを通して、僕が得たものは「役者としての土台」です。

台本をもらって何をし、芝居にどう臨むのか。

正直今までかなり曖昧でした。

しかしそこに、スタニスフラスキーの身体的行動のメソッド、という確固たる手法を手に入れて(というか学んで)、台本を読んでいる「自分自身」に曖昧さやブレといったものが薄らいだ気がします。

こういったことを学んでこなかったのは、完全に自分の怠慢でしたが、初めて学んだ演技論がこのスタニスフラスキーシステムでとても良かったと思います。

他にも細々とした課題(相手と繋がる、0になって驚く、内的行動をしっかり作る…etc. )と色々ありますが、それらも含めて「役者としている為の土台」だと思います。

まだまだ土台の材料を手に入れたに過ぎませんが、できるだけベーシックやスローリーディングを受けて、確かな自分の土台にして行きたいです。

とても大事な、深いものを手に入れられたと思います。
本当にありがとうこざいましたっ!!


※講師コメント
声優の勉強をしていて、こちらのワークショップを受けられる方が増えています。
声優さん、映像の俳優さん、舞台の俳優さん
それぞれに特殊専門技術ですから
異なるアウトプットの方法、異なる表現がありますが
根本では、生きた人間を表現する職業として
「自然の法則に則った人間心理の読み解き方」
を学ぶことが確固たる土台を作ります
先日お亡くなりになった声優の永井一郎先生も
スタニスラフスキーシステムの専門家でいらっしゃいました
大輔さんも声優の勉強をされていました
声で方向性や距離感からキャラクター、感情まで表現するには
俳優とは違った特殊な声の使い方も必要とされます
しかし、無意識に自動的に「声優的紋きり型」を表現してしまうとしたら
それはプロフェッショナルとしては、自由度と可能性を狭める非常に「危険」なことです
今回大輔さんが自ら気づき、手に入れた成果は
声優さんにとっても確実に役立つ土台になりました
人間の行動の裏に確固として存在する無意識の「意図」を読み解くこと
その方法が、映像でも舞台でも声の分野でも、人間を表現する私たちにとっての
根幹に通じる揺るぎない手がかりを教えてくれます
11回目の発表では、以前よりリアルな、とても魅力的な表現をされたと
その場にいた誰もが感じました



おく さん
シーンクラスに参加したのは、本が読める事を目的でした。
いままではなんとなくの意図的な真似でやってきました。
とにかく漠然とイメージで続けてです。

ですが、シーンクラスで学んで
反省と確信が発見できました。

反省は台本または役の過去に捕らわれ過ぎての行動や感情の表面的表現

確信は相手の事を考える必要性

シーンクラスでの10日間で常に心がけた事は即興で楽しむ
心を無にしその場での感情に委ねる
うまく説明ができませんか゛、なまものと向き合う事?ですかね。
今後はベーシックも興味がありますが、今は反省点を糧に
未来の目的に相手をどの様に変えたいかの
「行動」を挑んで行きます♪


※講師コメント
おくさんは、舞台俳優さんとしてのキャリアがありました。
今回おくさん自身で気づかれた「成果」は
(1)今までの役作りには、役にとっての「動機となる過去のできごと」への注意が多かったけれど、「未来の目的」への意識が少なかったという反省でした。
非常に多くの俳優さんが、同じ理由で、役を半分しか理解せず、半分しか表現できないでいます。
これは非常に重要な概念です。
「役の行動は過去から生まれるだけではない。未来へ向かって生きている。」
もう一度繰り返しますが、これは役を理解する上で、最も重要な概念なのです。
そして、おくさんはもうひとつ重要な概念にも気づきました。
(2)役の行動は、相手の心理への働きかけ。ということ。
これも、大きな演技の秘密です。
天才と言われる俳優の演技には、セリフも視線も身体の動かし方も「間」でさえも、全てに、実はこの要素が隠れているのです。
おくさんは、8回目で名言を残されました
「今までは動きやセリフに頼ってたけど、こういうやり方なら余分なものはいらない。その方が面白い。」
意味の演技から存在の演技への移行が始まりました。



淳さん
稽古の目的がはっきりしていて、非常にわかりやすかったです。
相手に影響を与える事はとても難しかったです。
なぜなら、普段は相手に影響を与えないようにしているため、自分がどうやって怒りや悲しみを相手に伝えるか、自分でわかってないからです。
しかし、稽古を繰り返すことで、少しずつ相手に影響を与える事が出来るようになった気がします。
台本の分析に関しては、感覚を使いつつ根拠を探し、演じるための楽譜を作るという表現がすごくしっくりきました。
戯曲の分析をもっとやりたいと思いました。


※講師コメント
<淳さん>は「心に響く演技をしたい」と学びにこられて
他人と葛藤する事の難しさを経験しました
「ドラマ」とは、他人や、自分の内面との「葛藤」を通して自分自身や周囲との関係が変化していく様子を描いています
俳優は観客の前で「葛藤」している様子を見せる仕事だとも言えます
しかし、現代の私たは
できるだけ葛藤しないように、ぶつからないように生きています
ですから多くの俳優がこの点で苦しみます
自分はしない行動についてどう演じたらよいのか
もっと言うなら
自分はしてはいけないと思っている行動
過去にした経験も重い蓋をかぶせて潜在意識に閉じ込め思い出さないようにしている記憶
をどう思い出したらよいのか
俳優の仕事はこの蓋を開け、人間の本当の行動を思いだし表現することです
反復練習の中で
淳さんの中に感覚が蘇り
徐々に相手役との「葛藤」が生まれ
演技がリアルに生々しいものになってきました



リツカさん
戯曲読解クラス
大変お世話になりました。
1回1回がずっしりとした内容でした。
いろいろとためになったと思います!
ありがとうございます!


タカシさん
戯曲読解クラスを受けて
今まで知らなかった事だらけで
そのやり方の面白さと難しさがとても新鮮でした。
もっと早くこのやり方を知りたかったし、これからも、もっともっと詳しくやっていきたいと思います。
前よりも
芝居が好きになったし、もっとうまくなりたいと思うようになりました。
朋さん
本当にありがとうございました
これからもよろしくお願いします!


小池さん
戯曲読解は私が想像してる以上にもっともっと深く読まなければならないのだと実感しました。

戯曲を読解するのはすごく難しいですが自分が納得した答えが見つかるとこの上ない感動です。

楽しすぎて演劇が今まで以上に大好きなりました!

戯曲クラスを受けてよかったです。


イチさん
クラスを受けた実感として残ってるのは、
目的がはっきりしていると理解できる速度も速い
ということで、今まで何人かの人から演技を習ったんですが、
抽象的な表現が多く実際にどうすれば良いのか、を理解
できる形で伝えてくれる人はいませんでした。
簡単に誰にも気を使わずに言うと、
養成所で勉強した2年間よりも
戯曲読解クラス一回の方が役を演じるということ、
を理解できました。
そして、戯曲読解クラスで教えている事を
皆が理解できた時、昔、演劇が人を癒す為に行われていた
というのが実現するんだろうな、と思います。


かちさん
戯曲クラスを受けてみて、まず戯曲への向き合い方が変わりました。
私が思っていたよりも、ずっと戯曲には情報が溢れていて、今まで自分は何を読んでたんだろうと痛感しました。
一度読んだだけでは何が面白いんだか全くわからず、難しいんだなと思っていた言葉たちも、講師の方が自分の感覚におとしこめるよう導いてくださるので、書かれていたものが本当に生きてくるのを感じました。
みんなで話しあって読みといていくのも、一人一人の考え方や感じ方を知れるのでとても面白いです。
受けて本当に良かったと思えるクラスでした。
ありがとうございました。
 

西島さん
台本を受け取ったあとまず何をすべきか、次は何、といった具体的な内容を納得しながら聞く事が出来ました。
実際にやってみると、どうしても頭で考えてしまい上手くいかなかったので、継続して頑張っていけたらと思います。


ゆうすけさん
素晴らしい!
とにかくクラスを受けて感動してしまいました。
脱帽。拍手喝采。
この読解ができてやっと次の、表現の仕方や表現のパワーってゆう外に出す方に力を注げるようになるので、まずこの読解ができないと俳優としてはボツだと思う。
その読解をこんなにもシステマチックに学べて、最高です。
読解を知り、人間理解をし、人生を知る。
いやぁ~素晴らしい。


裕子さん
戯曲読解クラスを受けて感じたのは、戯曲を「読み解く」ということが、どんなに重要で、難しいかということです。

戯曲というフルコース料理を、自分の口に入る大きさにまで切り分けて→口に入れる→噛む→味わう→飲み込む→消化する→食べた栄養が身体になる。
そこまで出来て、初めて戯曲を読んだということになり、戯曲を演じることが出来るのだなと思いました。そして、戯曲を「読む」だけでなく、「解く」という部分の工程が重要なのだと感じました。

Edge Projectでは、どのクラスを受けても、スタニスラフスキーシステムの素晴らしさを実感できますが、戯曲読解クラスでは、行動分析のメソッドを学ぶことが出来て、スタニスラフスキーの偉大さを更に感じました。プロの役者さんも知らないことを教えて頂いていると多々思います。

他の受講生も感想に書いていますが、戯曲を読み解く方法を知っているのと、知らないのでは、雲泥の差があるだろうと素人の私でも思います。

実際にやってみると、読み解くというのは、大変な作業ですが、クラスでは分析の方法を教えて頂き、分析に従って、実際にやってみるという経験も出来て、理解が深まりました。
まだまだ、読み解く工程をスムーズに出来ませんが、少しずつ経験を積んで慣れていけたらと思います。
クラスを受けて、本当に良かったです。


マユさん
読解クラスとても為になりました。
まだまだ恥ずかしくて、役の状況についてちゃんと入りこめないというか、直視できません。
たったニページであれだけ疲れると思いませんでした。
あの作業を台本全てにやっていくんだと思うと、凄くワクワクします。
恐怖もかなりありますけど、素直に楽しめたらなと思いました。


恭子さん
理解することは出来たと思う。
そして、習得し、使いこなせる度合いを高めていくには、
やはり、続けていく事が大事だと思った。
「理解した作業をやる。やりつづける。」
何事にも通じるが、自分には一番苦手な事だと言える。
ベーシック1を受けてからの方が理解しやすいのではないかと感じた。



秋さん
お恥ずかしいですが、ここまで細かく、具体的に、沢山の時間をかけて戯曲と向き合ったのは正直初めてです。

事実を拾って、調べて、確かめて、また読んで…
登場人物の状況と似たような自分の経験を引き合わせて、身体になじませて…

苦しかったけど、とても楽しかった!

ベーシッククラスで学んだことがあったから、より深く戯曲を読むことが出来たのだと思います。

戯曲読解クラスを終え、
読解クラスはもちろんのこと
またベーシッククラスを受講したいと思いました。

ありがとうございました!


おかよ さん
今まで戯曲を読むとき、「感情」(この台詞のときはどんな感じか、悲しいとか嬉しいとか)を意識することしかしていなかった。故に、いつも「感情が繋がっていない」とか「戯曲を普通に読むことができない」とか言われてきた。
今回、戯曲クラスに参加したことで一番衝撃だったのは、「感情を探すのではなく感情が自分の中に沸き上がってくるための言葉を探すとことが戯曲を読むということなのだ」ということだ。今まで自分が戯曲が読めてないと思われるのは当然だった。
でもわかったところで、その感情が沸き上がってくるための言葉を探すことにまた一苦労。
なんども失敗しながら、指導者の方に導いてもらいながら、「蜜の味」の本当の面白さを少しずつ理解していけた。

そして、自分の癖も改めて認識した。(リピテーションのときの癖がそのままでていた)集中して何度も読んでいくうちに、相手を見るという感覚も掴んできた。

私は個人的な理由で半分くらいしか参加できなかったので、まだまだもっとやりたかったという気持ちが残ってしまいましたが、他の戯曲を今後もらったときにどう生かせるか楽しみで、早くお芝居がしたくなりました。

またお金と時間に余裕ができたら参加したいです。


匡さん
戯曲クラスを受けて、それまで自分は、台本を具体的にしないで芝居をしていたなと思いました。
そして具体的になっていない芝居には嘘がたくさんあって面白くないということを学べました。

今までの台本の読み方は自分の感覚で読んでいたもので、台本に余計な考えを付け加えていたと思いました。

完璧に作者の意図を読みとることは難しいですが、正しい読み方をすれば作者の意図に近づけるのではないかと感じました。

また、役に対してのアプローチの仕方の考えも変わりました。

今までは、この役は何を考えて、どういう気持ちなんだろう?とか読み取ろうとしてましたが、今は自分が役と似たような状況にいたらと自分から当てはめていくことが大事だと思いました。

自分ならと考えていくとよりリアルに感じられるし、役の感情を自分が感じれてもないのに無理矢理作ることもない。

僕は感情がなかなかわいてこないと悩んでいたので良い発見でした。

実際には僕のキャパオーバーでメモしただけの所もありましたが、メモを見返したり、場数を踏んでいくことによって理解していきたいと思いました


みなさんご本人に掲載の了承を頂いています

受講感想 ★Basic1

受講感想
『真実の感情を表現できる役者になる!』
Basic1 クラス




池浪玄八さん
質問1.このクラスを終えて、あなたは何を知ったり得たりしましたか?変化や成長がありましたか?
感情に、良い悪いはない、という事。緊張しても、それを受け入れて行こうと思った。
質問2.クラスに参加して、あなたが「面白い」「楽しい」と感じることはありましたか? あったなら、それはどういう時、どういう部分でしたか。
リピティーションは以前、マイズナーのワークショップで、少しやりましたが、こんなに面白くなかった。
特にprayersのメンバーが絡むと面白かったです。
質問3.クラスの感想を教えてください。
クラスの雰囲気も良く、結構リラックスして出来ました。
短い間でしたが、お世話になりました。ありがとうございました。
また参加したいです。

坂本さん
質問1. このクラスを終えて、あなたは何を知ったり得たりしましたか?変化や成長がありましたか?
リピテーション。
自分の感情に気がつくという事。
感情が沢山あり、どこがどんな風に変化するかという事。体がどう変化するか。
自分が感情を止めてしまっているということ。
質問2. クラスに参加して、あなたが「面白い」「楽しい」と感じることはありましたか? あったなら、それはどういう時、どういう部分でしたか。
相手の変化、自分の変化に気付けた事が面白かった。
想像力の訓練がとってもおもしろかった。興味深かった。最初はできなくて苦痛でしたがどんどん感情が湧いてきてどんどん映像が見えるようになってきて、面白くなってきた。もっとやってみたい。それにやったあとスッキリしている事に驚いた。 自分の感情を解放する事によって凄く楽になるという事が知れたのは凄い収穫だった。
緊張もだんだん自分でコントロールできるようになってきた。 
質問3. クラスの感想を教えてください。
もっとやってみたかった。またクラスを受けてみたい。

匿名希望 さん 
今回のクラスには、マスコミでの主演映画の撮影を前に、現場で要求される瞬間的な集中力の切り替えと、感情表現の瞬発力を研ぎ澄ましたいという具体的な目的で参加された俳優さんがいらっしゃいました。
クラス受講後に臨んだ撮影を終えられて、現場で高い集中力と、強い感情表現や感情の切り替えが非常にうまく行き、監督はもとより、スタッフさん達からも高く評価されたとのお礼のメールを頂きました。
また後日、この撮影がもとで次回作の出演も決まったそうです。
一人一人に合った丁寧な指導をさせて頂く事をモットーとする私たちにとって、日々の励みになる嬉しい事です。
皆さんの、向上への真摯な姿勢とチャレンジに心から感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

TKCさん
 このワークショップを受講するきっかけとなったのは、新しい養成所に入所したことです.
その養成所は訓練期間が1年間しかなかったため、早めに自分の課題である「狙った演技」「物足りない演技」から脱却しなければならないという焦りがありました.
しかし、これらの課題を克服するためにはどうすれば良いのか分かっておらず、クラスの最初に「どうなりたいか」と質問されても「役を生きたい」という抽象的なことしか言えませんでした.
考えてみると「役を生きる」というのは、あくまでも結果であり、それを目指すことこそが「狙った演技」なのかもしれません.

 Basic1を受講したことで、自分の感情に気付くことに意識的になれ、その感情を舞台上でさらけ出すことが悪いことではないと気付けました.
これまで、特定の感情であれば自分でもできている、と思っていましたが、その特定の感情でさえ、まだまだ自分はたくさん抑えていたんだと実感できました.
様々なことに気付けたイマジネーションとリピティションの訓練は、Basic1の再受講や研究会を通して続けていきたい、磨いていきたいと思います.

 自分が何を感じているのか、相手が何を感じているのか、それを考えていると、「狙った演技」をする暇がありません.そんな中、自分では何も面白いことをしているつもりが無いのに、見ている人から笑い声が聞こえるというのは、変な経験であると同時に、何かのコツを掴めたようでした.

 気付くこと、感じることをもっともっと鍛えていけば「狙った演技」は完全に克服できるという確信があります.ただ、「物足りない演技」に関しては、台本の読み込みについての問題もありそうなので、なるべく早めに戯曲読解シーンクラスも受講したいと思います.

 ここまで成果を感じることができたのは、全10回を短期間に凝縮してできたからだと思います.
自分は怠け者なので、週1回では掴みかけた感覚を忘れてしまうということを繰り返していたかもしれません(笑)

 大変充実したクラスでした.トモさん、ありがとうございました!!

ほとんど毎日のように会っていたメンバーとも明日で最後であり、同じメンバーとリピティションや”あなた私はい”をやることが二度とないと思うとかなり寂しいです.

明日、クラスが終わったあと、打ち上げが終わったあとに感じるであろう何かしらの感情を、きっちり胸に刻み、引き出しにしまいたいと思います.

※講師コメント

J2さん
①なんといっても成果の一番はリピテーションというトレーニングを受けることによって、舞台上での台詞のやり取り、動き、演技全般というものはこうした感情の交流の結果?生まれてくるものなんだということを初めて知り、その一部を体験できたことです。

②このトレーニングの先に、どのように具体的なシーンを演じられるか未知数ですが、大変楽しみです。そう簡単にはいかないでしょうが・・・

③自分のこころの動きを知り、他者のこころを感じることは、日常生活での人間関係を楽しく、生産的に、プラスに導く方法になるのではと感じています。マイナスの感情、マイナス時間と関係性を固定化しないという意味でも。

④体をマッサージしたり、6つの道具を使った感情の開放も新鮮でした。役者としてどのような勘定も自在に引き出せるということはとても重要でしょうし、自分自身の感情の在りように触れることが出来たのも成果です。

⑤体の調律については
何となく出来てるという気がしていますが、たぶん勘違いでしょう。いずれにしても舞台で体の動きを通して何かを演じるには、自分の体の状態をもっと知ること、そして体自体がとても固く、何かしらのエクササイズが必要かと思っています。

☆全般的ににいろいろな気づきもあり、心の自由度を取り戻すことが出来た有意
義な1ヶ月となりました。

ありがとうございます。
※講師コメント

大山 杏菜さん
10日間ワークショップ、お疲れ様でした。
今回ワークショップに参加した一番の理由は、自分をもっと知りたいということでした。
自分は本当に芝居をやっていきたいのか、自分はどういう人間なのか、今なにを感じているのか。
自分自身がわからず、自分と向き合う時間を作り少しでも自分を知れたら、好きになれたらという気持ちで参加させてもらいました。
たった10日間で全てを知ることは勿論難しいことですが、新しい発見があったり、例えそれが否定したいようなことであっても、そんな自分も好きになってあげようと考えられるようになりました。
そしてこの10日間のワークショップで毎回行っていた想像力やリピティション。
始めの頃は嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、回を増すごとに少しずつ出来るようになっていくことが嬉しくて、特にリピティションは相手に全く興味を持てず無理矢理相手の感情を探そうとしていましたが、次第にもっと相手を知りたい、気づきたいという気持ちになっていきました。
正直、本当に不安と疑問だらけで始まったワークショップでしたが、10日間全てを終え、とても良い経験になり、勉強になり、参加して良かったと思っています。なんだか清々しい(?)気持ちです…!そしてほんの少しだけ寂しいです。
大きな目標が出来たので今年はその為に沢山働こうと思っていますが、お芝居に触れたくなった時にはまた参加させていただけたらと思っています。
10日間、短い間でしたがお世話になりました。
貴重な経験を、楽しい時間を、ありがとうございました。
トモさんと、今回一緒に参加した全ての人達に感謝です!

※講師コメント

あつしさん 
今回は二回目のベーシック1でしたが、一回目とはまた違った進化を遂げることができた気がします。

成長は大きく分けて三つです。

一つは
相手から影響を受けて、自分の感情が以前よりもかなり動くようになりました。
これは、役者としてほんとに嬉しい事です。11日間の中で、演技や発声についてのテクニック的な事も教えてもらい、役者として一つレベルアップできた気がします。

二つ目は
自分の感情を止めてる思い込みや、クセがわかってきました。
このことで、最も良かった点はベーシック1が終わった後にも自分で自分を観察して、心をメンテナンスして行くためのスキルを手に入れた事です。
特に、感情解放のスキルはほんとにありがたいです。これは、三つ目ともリンクしますが、毎日心を落ち着けて過ごす事が出来るようになりました。

三つ目は
物事に対して一歩下がって観察が出来るようになったということです。
感情に惑わされず、毎日過ごす事ができ、感情を出す時は思いっきり出せる。
役者としてはもちろん人としても成長できたような気がします。
11日間ありがとうございました。

※講師コメント

ゆきえさん 
とても実りの多い11日間だったと思います。
自分と真剣に向き合う事が出来たという事は、とても大きな事でした。
そこから、多くのものが生まれてきます。
1番大切な答え、あらゆる問題の答えは、いつも自分の中にあるからです。
そして、そこからたくさんの可能性、自信が生まれて、新たなチャレンジする私が誕生しました。
これからも、たくさんの可能性の扉を開けていきたいと思います。
よろしくお願いします。

※講師コメント

鰹節さん 
私がbasicを受けようと思った目的はただひとつ、
心をうつような演技ができるようになりたいからでした。
今ももちろんそうです。その為になるならば、ふたをしていたことにも、償いの為に許したくない自分にも向き合ってやろうしゃないかと!今、思ってます。
絶対に向き合って咀嚼して、身体に保存して、いつでも苦しまずに、はいはいこんな事もありました、それはここに保存してありますので、今開きますねと、できるようになるぞ~という意気込みです。
これが、正直な気持ちです。
途中、つらくて、つらくて、今までの自分(basicを受ける前)が、壊れてしまったようで~動けなくなった時期があったように思います。
そんな中、娘の相談には今まで通り、明るい厳しい、貪欲で、したたかなどんとこいママで答えてあげたいし~父母には、なんでも優しく受けとめてあげたいし~怒られても~謝って~聞き流して無理矢理忘れたいし~いつも笑っていたいし~夫には、ちょっとおバカなママで明るく頼って、バカにさせてあげて癒してあげたいし~、
これらをbasic受けながら~お芝居は私の勝手でさせてもらっているので~誰にも迷惑かけたくないし~という意地で頑張っていました
~結構たいへんで、特に父母に会う時は…どの自分を使えばよいかもわからなくなって~たぶん挙動不審になっていたかも!です。
でも、そんなことしながら~踏んばっていたら~夫には、さらにヘラヘラ~気持ち悪いと言われても、おいかけていって抱きついたり楽しくなったような~それに、逃げてるけど~喜んでいるように見えるんだけどな!!
娘には、家族のなかでただ一人、私がお芝居に真面目に挑戦してることや、basicの話もしてあるので、前よりも~心とパフォーマンスとか、の話ができるようになったような気がします~お互いに、悩みながらも前に進もう~悩みに甘えないで、悩みは可能性を広げるチャンスにしようと、この悩み何を私に学ばせてくれるのかな!また、さらにパワーアップするチャンスだぜい!と、そこはしたたかに学ぼうと!!話してます
父母とは、本当の自分を出せるようになりつつあります~まだまだ苦しいですが、逃げないで、話そうと思っています、父に私はこう思うなんて話をするのは、高校生の頃~やめると決めたので、父にはさびしい思いを長くさせているのです、まだ、話しても絶対わかってもらえないと思ってしまうし、父は私という人間はこうだと決めているらしく、悔しい思いをして、また、何か仮面を探そうとしてしまうのですが~でもきっと、前のように、話さないで無表情でいたり、不自然に明るくしているより、自然だなと思います。
長々となってしまい、どうぞはしょって読んで下さい(^O^)お伝えしたかったのは~ともさんに出会えて、ほんとうに良かったと言う事です。
今は~本当にやっと自分に向き合う事を必要としている自分がわかります~
どんどんリニューアルして、なにがおこるか楽しみです!!宜しくお願いします(^-^)
そして、演技上手くなりたいです

※講師コメント
鰹節さんは、娘さんが自立されたのをきっかけに
自分の人生を改めて輝かせるのだ!
と、プロダクションに所属し女優のキャリアを積み上げていらっしゃいます
そんな過程でPrayers Studio のワークショップを知って参加して頂きました
今回は再受講でした
前回は特に、社会的な役割を外した、本来の自分自身に向き合う作業に
苦しい思いをされたのようでした
しかし、気づきや変化も大きく、演技の幅が確実に広がっていくのを実感され
再受講していただきました
20代の若者よりも
30代、40代と人生を重ねれば重ねるほど
自分自身に向き合い、仮面や鎧の下の、本来の自分に再会する作業は
大変です
しかし、素晴らしい気づきと、大きな変化を与えてくれます
鰹節さんも、みるみる、どんどん変化して
演技の幅、感情表現の幅が大きく、深くなっていきました
次回3回目の受講のお申し込みを頂きました
ありがとうございます
また、素晴らしい気づきと素敵な自分自身との出会いをご一緒しましょう



田中玲子さん
ベーシック1を終えて、いま感じていることは、自分の性質が以前より見えるようになったということです。

相手の言葉・行動の中で特に反応するもの、自分の言葉・行動を通して発見すること。
そういった、普段は流してしまうようなことに意識を向けることで、自分の考え方の傾向に気付くようになりました。

それによって、受け入れ難かった過去の出来事を、理解できるようになったのが、おどろきでした。

ワークを始める前に、「どんな場・相手でも、遠慮しすぎず、自分の考えや思いを表現できるようになりたい」という目標を立てたのですが、それに対しての成果というよりも、自分自身を深く知ることができたということが、一番大きな喜びです。

自分の性質を知り、自分が本当に求めていることを知っていくことで、変わっていける、もしくは、本来の自分に戻っていけるのではないかと思っています。

いや~、、おもしろかったです!

いろんな方向からの気付きが、ワークの最中、もしくは日常生活の中で、矢のように突き刺ささってきて、ヒリヒリしながらも、笑ってしまう~、という感じでした。

いままで見えなかったものに対して、目が開くような感覚です。

「真実の演技は、人を癒す」という言葉を、普段の生活の感覚に落とし込んで、

「真実の感情を受け入れることは、人を癒す」という感じで自分の中に入ってきました。

自分を知ることで、やりたいこと、できることも見えてきた気がします。

この感覚こそ、わたしにとっての「宝の地図」なんじゃないかなと思いました。

ありがとうございました
(^^)

※講師コメント
田中さんは、優しそうで、聡明な落ち着いた女性という印象でした。
そしてクラスがスタートし、
自分自身の体と心が感じている本当の感情に向き合い、気づきが始まりました。
感情の扉を開き、身に付いたパターンを少し外し・・・。
だんだんと、無邪気な子供のような顔や、芯の強い女性の顔が、現れ始めました。
田中さんは毎回興味深い発見を、積極的に受講者の皆さんとシェアしていらっしゃいました。
この発見のシェアが、またさらに興味深い気づきを与えてくれているようでした。
心と感情と行動の自由が広がり始めました。


舞子さん
参加する前は自分が何を感じてるか分からなかった。
通っているスクールでも、感情をうまく表現できない自分に不満があった。
芝居で緊張すると相手のことも感じ取れなくなって、1人で芝居をしてしまうことも嫌だった。
今回受講して、やっと自分の感情がその時その時で感じ取れるようになってきました。また、その感情がなにか分からなくても、焦らずに自分の内側を観察できるようになりました。。
以前は焦ったり、わけが分からないことになったら、「落ち着けー!」と無理矢理自分に命令していました。
しかし、自分の今の状態を認めてあげることで落ち着かせることができることを知り、今では緊張しても、その緊張と向き合うことができるようになりました。

日常生活でも、自分の感情を表に出すようになったらしく、また、相手のことも観察するようになったので、人間関係が以前よりスムーズになった部分もあります。

また、自分の思い込みにも気づいていけるようになりました。完全に思い込みを消すところまでは行けませんが、これが思い込みだと気づいて抑えることはできるようになりました。

芝居においても、相手を素直に受け取ることが以前より増えました。

未熟な点はまだまだたくさんありますが、このワークショップを受けたことで、たくさんの成長するきっかけを得ることができました。
より自分のものにしていけるように、日々の生活で自分自身や周りを観察していきたいと思います。

※講師コメント
「通っている声優スクールで感情を表現しなさいと言われても感情が出せない
そう言われてみれば、自分が何を感じているのかも分からない
自分は何も感じていないんじゃないかと
自分には感情がないんじゃないかと本当に思う
ただ、感情を表現しようとすると『泣き』だけが出てくる」
初日には、そう話されていました
2日目、自分自身で、自分の心と体と話をしてみると
大きな大きな寂しさが溜まっていることに気付きました
子供の頃のいろんな記憶にも触れ
無いと思っていたいろんな感情が
どんどん出るようになりました
表情がガラリと変わってきました
笑いの仮面を外してみて
その下にあった本当の感情に気づくことも出来ました
それまで気づけなかったことですが
「どうせ伝わらないもん」
「どうせ解って貰えないもん」
と強く感じていた自分の心の深い部分に気づく事が出来
そんな自分の心と話し合うことができた
本来のキラキラした自分との繋がりを急速に取り戻し始めました


K さん 20代 女性 声優スクール在学中
ベーシッククラスを通じて、 自分を観察することの意味が理解できたと思いました。

別の場所で、「自分をよくみて、観察して」と言われたことがありましたが、その時はわからないまま流れていたのが少しずつわかってきました。

初めて受講して、緊張の塊だった私が回数を行うにつれ、少しずつほぐれて、泣けなかったものが泣けて感情を解放できるようになって、それが嬉しくて早く報告したくて、聞いてもらいたくてと子供のような行動に驚きました。

簡単ではないですが、いままで閉ざされていたと思っていたものが、少し前がみれて自分を表現したい、伝えたいと思えたのは自分にとっての変化だと気づきました。

「自分で自分を認めてあげる」苦手ですが、とても大切なことで、日常生活でも実践していこうと思います。

言葉では全てを伝えきれないですが、感情が動く経験ができたのは、私にとってまさに感じたいものでした。もっともっと感じたいと思っている自分も前の自分とは違う感覚です。

そしてこれから、もっと悪い子になります (※1)

トモさんと出会えてベーシッククラス受けて本当によかったです。ありがとうございました

※講師コメント「もっと悪い子になります」とは?
今までの人生で
「しっかりすること」「良い人でいること」
を環境から求められてきた経緯があったようでした
嫌なことも
「自分が我慢すれば上手くいくから」
「私は我慢できるから大丈夫」
と、たくさんの感情を飲み込んで、潜在意識に抑圧していたようです
感じ切ることをされず、抑圧された感情は、本人を内側から苦しめるのが法則です
ご本人が、自分で自分の体と心の声を聞いてみたところ
いつも我慢して
「他人に吐き出すと迷惑をかけるから、それはいけない事だから」
と、一人ぼっちになることを選んできた心が、大きな悲しみと淋しさを抱えていた事に気付かれました
ワークの中でそれに気づき、今までの自分より、少しだけ「我が儘」に、他人に対して頼っていくことを体験されました
そうしてみても案外受け入れて貰えて、喜んでもらえる自分に気づき、また自分の心も喜んでいることを体験されました
「しっかりばかりしたくない」「良い人でばかり居たくない」「もっと悪い子になりたい」内側に溜まっていた、そんな感情を、少しずつ解放することで、結果的にバランスのとれた、自由でのびのびした自分に近づくことが出来る、という方向を
ワークの中で自分自身の体と心が教えてくれた
「本来の自身との繋がり」の結び直しが始まりました


Iさん 40代女性 主婦
今回参加して手に入ったものは、自分自身に気づく事により得られた、様々な可能性…、体の様子に気づく、思い込みの壁を取り除く事により得られる可能性…、相手にしっかりと伝える事でそこから生まれてくる可能性…、そして、自分自身にしっかり向き合える様になる事で得られる自信…、ベーシックのトレーニングをする事で、感性が豊かになり、あらゆる周りのものが、キラキラとした目で見る事が出来、感じられる様になり、平凡だった日常の生活も、豊かに感じられる様になった。人生が、確実に実りある、豊かなものに変わってくるのを感じています。ものの捉え方、受け止めかたが広くなり、人とのやり取りが面白く感じる様になってきた。
受ける前に感じていた、味気ない日常が、自分の感性を豊かにする事により、ドラマチックなものになっていくのだと感じました。このワークショップは、私の毎日をとても実りある、豊かなものにしてくれています。感性が豊かになる事で、平凡な日常が、キラキラとした毎日になっていくからです。
参加出来てとても良かったと思っています。これからも続けていきたいと思います。よろしくお願いします。

※ 講師コメント
子供の頃から、
自分の主張を認めてもらえない
徹底的に否定される
そんな環境にあったようです
主張に対しては
怒りで押さえつけられ、恐怖を記憶してしまいました
そうして、いつの間にか
自分が何を考えているのか分からない
いつも同じことの繰り返しで灰色のつまらない毎日
自分はロボットのようだ
そう感じるようになっていたそうです
それでもこの方の内側には自分を思い切り表現したいという
とても活発な強いエネルギーがありました
日常生活とは違う場所、Prayers Studioのワークの場で
自分の心と身体の声に耳を澄まし
内側の声と対話し
気づき
傷付いていた心を開放してあげることで
みるみる表情が変わりはじめました
「世界の見え方が変わり始めた」
活き活きと本当に愉しそうなIさんでした


岡さん 
語りだすと長々と止まらなくなりそうなのですが
今回受講して手に入ったものは、心が解放されたような感じです。
あと、マイナスな気持ちを持ってしまった時に、その自分を自分で認めていいのいいの、と言ってあげると 元気になる技がみについてきたかもです
仕事の時にマイナスなイメージを払拭したり、役にたっていて、バージョンアップした気分です

あと、心が開いたせいか?はたまた、自分の感情の記憶を思い出す事を何度かしたせいか、要求されている演技に必要な感情を探しやすくなったかな~と思います。なんちゃって、まだまだなのはわかっているのですが…進歩したかも、と思います。

basicを受けたあと事務所のレッスンなので、感情がはいるはいるという感じで、快感なのです。
でも、何事も本音を言うスイッチが入ってしまっていて、昨日は失敗してしまい、あわてて謝ったりしましたが(^_^;)でも、もう一人の自分に出てきてもらい、さっさと元気になりました。

エクササイズのなかでですがいろいろと謝れたせいか、気持ち良い?感じ!なのかもしれません> まあそのへんは、またまだ胃が痛いような気持ちも残っているのですが、それを含めて私の人生なので、まあ、それを解決してしまわずに一緒にいるのも結構面白いものです

演技をするときに感情を探すのを試して身につけようとしているのが今の感じなのですが、みている人に共感してもらって、心を動かして欲しいという目標を考えると 日々人々を観察したり、流行りのドラマや映画 本も読んでみて、何故多くの人が感動するのか探るのも良いのかもと思っています

とにかく、prayers素敵です


なみさん
クラスを受けて、抑えているものが大きくてでも私にとって大切なものだと気づかされました。
いままでいいたいことを呑み込んできたので、口にだすのは抵抗がありましたがいまは感じたとき否定するのではなく、向き合うようになったと思います。
自分の感じていることを言葉にするのは、とてもエネルギーがいりますが言葉としてだせた時、とても気持ちがよくてそんな自分が愛しいと思う時もあります。



美樹さん
2回目、ともさんお世話になりました。
私は始め一度ベーシックを受ければ何かを得られるかと思ってましたが、繰り返し受ける事も大事だと二回目受けて感じました。
確実に自分に対する理解度が深まり何を学ぼうとしてるのかが分かるからです。
ベーシッククラスは演劇に対しては去る事ながら日常生活にもとても為になるクラスだと思います。
感情解放、想像力の訓練、リピはとても役者として大切だ感じます。
自分自身を知る機会でもあったと思います。
お世話になりました。


不思議なメルモちゃん 
受講前と受講後~乗り越えて来たと思っていたネガティブな感情が実は転換していただけだと気が付き、本当になりたい自分の妨げになっている事に気付く。
気が付きはしたものの解放は出来てるかというと少しは出来ているかなと思います。
会社の上司から以前と何か違うという様な事を言われ、自分ではそうかなと首を傾げてしまいますが、やはり違ってきているようです。
何かしなければならない時も余り力を入れず自然体で向き合える様になりました。
しかし何層にもなって長年溜め込んで来たゴミ掃除は時間かかりそうです。
焦る気持ちが無くなった事は成果です。
何かをしようと思う時、形にこだわりす限るのは視野を狭めてしまっています。過度に緊張し過ぎるので身体が必 要以上に強張ります。
自分の身体と向き合える様になったのは何よりの成果です。

想像力とリピティションにより幾つかの感情を覗き解放し、改めて多面的な感性の持ち主なんだと気付く。今まではそれが注意力散漫に傾きがちになる要因かなとも思い、一致させる為に絞り込まなくてはと思い込んでたが、今は諦めずに色々な要素を掘り下げ繋げて行きたいと思う様になってます。
自己実現には努力と根気、そして自分を信じる心が大事でしょうか。

少し解放出来た感情と身体と正直に向き合う為、これからどの様にワークショップ等に参加して行けば良いのかアドバイスよろしくお願いします。

※講師コメント
不思議なメルモちゃんは、一般社会人参加のメンバーです
内なる自身の統合と自己実現への目的で受講されました
一般的に、俳優志望者よりも社会人の方の方が
強固な自己の分離を抱えている傾向が強いのかもしれないと思います
メルモちゃんは
ご自身で書かれているように
乗り越えてきたと思っていた感情はじつは転換していたのだ
と気づかれました
「気づき」は偉大な、強力なできごとです
人間は気づいただけで変わり始めます
社会の中でいろんな「自分」の表現を禁止し
多くの方が「笑いの仮面」をかぶるようになります
メルモちゃんも笑いの仮面に気づき
気づいたことでどんどんその下にあった感情が表に出てきました
ご自身は慣れないことで戸惑うかもしれませんが
仮面の下の本来の表情は、やはり
人間的なエネルギーを強く放って、魅力的です
伸び伸びと本来の自分を取り戻す変化が始まりました
正確に自分の歩調を感じ、確実に自己実現と統合への歩を踏み出されました
次回はシーンクラスに参加し、役を通じて自身の心に向き合うことを決断されました
素敵な発見の旅に致しましょう


ゆきえさん 
2度目のワークショップを受けて、気付きや、ものを見る目が深くなりました。それは、より心で感じられるようになったからだと思います。
そしてトレーニングを続ける事で、トラジック・フロー(前に進む事を邪魔しようとする悪い習慣)によく気付くようになりました。トラジック・フローに気付くと、良い方向に正せるので、良い方に流れが変わるのです。この事は、毎日の生活にとても大きく影響してきます。失敗が成功に変わるのです。物事が、上手くいきやすくなります。
それから、私はこのトレーニングで、真実と向き合う勇気を手に入れ、そこから得られる喜びに気付く事が出来ました。しっかりと真実を見つめる事で、本当の自分の気持ちに気付きます。そこで、きちんと自分の気持ちと向き合うのです。そして、たとえそれがどんな真実であったとしても、受け止めて、認めてあげる事で、どんな気持ちも癒されるのです。ごまかしたり、その場しのぎにしてしまうと、何の解決にもならず、よりじぶんを苦しめる事になるだけです。上手くいったようでも、それはごまかしから得られた、見せかけの幸せにすぎないのです。きちんと真実と向き合うと、心のこもった本当の幸せを得る事が出来るのです。そして、自分の心が満たされると、周りの人にも伝わり、幸せが自分発信で広まって行くのだと思います。とても素敵な事ですよね‥。
ベーシックのワークショップでは、多くの事を学び、身につけていく事が出来ます。はじめの小さな気付きが、やがて人生を動かしていくようになるのです。自分らしく、より快適に生きていけるように‥。
すばらしい時間を、ありがとうございます。これからも、よろしくお願いいたします。

※講師コメント
2度目ご受講頂きました
ゆきえさんには、本当にBasic1クラスを喜んで頂けました
1回目の受講で、回を重ねるごとにみるみる表情が変わり
雰囲気もどんどん明るく元気に変わっていきました
職場の方やご家族からも変わったと言われ
毎日の生活も本当に変わったのだとご報告頂きました
ワークショップを受講されて
生き生き、キラキラと変わって喜んでいただけるのは
私どもとしても何よりの喜びです
ありがとうございました
次回シーンクラスへの参加お申し込みをいただきました

雅人さん
参加の動機は人間関係においてもっと感情表現ができるようになりたい、コミュニケーション能力をつけたい、そして新しいことにチャレンジすることで人間的に成長したいという目標がありました。
参加して精神的に辛いと感じる時もあり、逃げ出しそうになったのを講師のトモさんが根気良く説得してくださったおかげで、最後までやり切ることができました。
今まで何かを成し遂げたという経験がなく、すべて途中で投げ出してしまっていた自分にとって大きな達成感となりました。
クラスに参加している間にも人から明るくなったと言われるようになったり、内面的にも積極的になったり自分の可能性が拡がった気がします。
それから自分についても以前よりも理解できるようなり、許してあげれるようになったのも大きな収穫でした。
感情を全身で表現することの気持ち良さ、そして人と本当の嘘偽りのない感情のキャッチボールを一度味わってしまうともう後戻りはできません(笑)。
俳優というのは高度な技術が必要なんだと改めて感じました。
是非また参加したいです。


かおりさん
演技の経験もなく、役者になりたいというよりも、人や自分と本気で向き合いた
い、向き合う方法を知りたいという気持ちから、演劇のえの字も知らない状態でベーシッククラスを受けました。

「キャラクター分析」、「目標と現在地」でまず自分と向き合うことから始まり
、呼吸の仕方、調律、想像力、リピテーション、作業、台詞etc。どれも初めての
経験で、感情がわからず苦しんだりもしましたが、時間が経った今でも、初めて
相手に向かって感情を出せた時の、恐怖をのり超えられた嬉しさは忘れられませ
ん。

私は一般人で特にお芝居をしている訳ではないのですが、基礎クラスで学んだ事
は、普通の生活の中で自分が暮らしやすくなる方法でもあるなあと感じています
。例えばものすごく辛い出来事があった時やイライラした時に、自分の中にある
デカい感情をどう取り扱えば楽になるか知っている事で、何度助けられたかわか
りません。

基礎クラスが終わって、時間が経ちましたが、自分の感情・行動のブロックの原
因、スタニスラフスキーの考え方、どんどん知りたい事が増えています。もっと
勉強して、考えや気持ちを言語化して、相手に伝えて、自分ともちゃんと向き合
っていきたいと心から思います。

本当にありがとうございました。


せーのっ! さん
私はこのワークショップを受講して、最初辛かったが、とてもためになることばかりで、受講して良かったと感じています。

最初、このワークショップの訓練を行うなかで、感情をおもいっきり出すため、ものすごく恥ずかしく、時には自分から目を背けたりしました。
そういう意味では辛かった。(その分いろいろと発見はあったりしたわけですが…)

しかし、私が学んだこと(緊張との付き合い方。自分を知ること。相手を無視しないこと。など)はとても勉強になり、受講して良かったと感じています。受講前と今とで自分を比べたら全然違うと実感しています。

また、なぜか滑舌と発声もよくなりました。ビックリです。

それだけでなく、日常生活でも学んだことが役立っています。

まずは緊張を押さえ込もうとしないことなど、とても役立ち、学んでからすぐに使える方法でした。私はすぐ緊張する人間なのでだいぶ楽になりました。

このように、最初は辛かったワークショップですが、訓練はどれも自分のためになるものであり、それは、芝居においてだけでなく、日常生活のなかでも役に立つものと言えると感じています。


匿名希望さん
とても楽しく、内容の濃い11日間だったと思います。
ただ、11日間では達成出来なかった事も数多く存在するので、出来るだけ早い時期に再受講してものにしたいと思っています。
内容についても、ワークの目的が明確で、何を意識して取り組むべきかという事がとてもわかりやすかったです。


マーシーさん
今回受講してまず、いかに自分が普段感情を外に出すことを頭で抑えていたかということに気づかされたのは大きな発見でした。
そしてその為に自分が周りからどう見えているか、どのような状態になっているか等という事もなんとなく見えてきた気がします。
最初のうちはなかなか感じるままに感情を出すことができず、そもそも自分が本当は何を感じているかも分からないことも多く、すっきりしない感じに苦悩しましたが、回を重ねるごとに少しずつでも変わってきている自分に気づいたときはとても嬉しかったです。

また、エクササイズを重ねるにつれ今まであまり向き合って来なかった自分の性質をはっきりと認識したことはショックな反面、自分の問題点が明確に見えて今後生きていくにあたってもとてもいい発見になったと思います。

とにかく今回の体験は、演技の面だけで無く自分の今後の人生にも大きな意味を持つ事は間違いないと思います。
クラスを終えて、以前には見えていなかったものが見えて来ている感覚があります。
たくさんの大きな発見があり、課題も山積みですが、今後も訓練を続けて少しずつでも改善していって自分のやりたい演技に近付いて行きたいです。


あゆみさん
10回基礎クラス、11月で3回目でした。

ここで表現してはいけない感情はない。すごく救われました。

普段、社会で胸の奥に押し込めてる感情をここでは解放できる。

そんな感情の塊みたいなものを身体で感じられるようになってきました。

最近、生きていることが楽しくなってきました。

なんだか、「人」を感じられるようになってきたような気がします。

いつも誰かに・何かに、影響されて生きてる自分に気付きました。

ふと、1人じゃない気がしたんです。いつも誰かが傍にいるんだと感じられるんです。



今までいくつもオーディションを受けてきて、「よし!持ってる力出せた!」

って納得できることなんて今まで1度もありませんでした。

このクラスを受けるようになって初めてのオーディションを先日受けてきました。

「緊張していること・感じてること全部受け止めてあげて」

いつも、ともさんはそうおっしゃいます。



その日初めて、オーディションを楽しめました。

ホンモノの感情が湧きあがってきて、居ても立ってもいられなくなる感じ。

周りなんて気にならない、だけど周りの視線を感じている、集中してる心地よさ。

とにかく、この10回クラスを受ける前と、受けた後の違いに驚きました。



結果は残念でしたが、オーディションで演技を見て下さった方からお話をいただき、

違う作品で出演することが決まりました。

ともさんと仲間に、感謝しています。



まずは自分に向き合うこと、自分を知っていくこと、そして人を知ること

毎日の発見が楽しくて楽しくて、嬉しいです。

まだまだ見えていない課題は山積みです。今から楽しみです!


すみれさん
私は、この10回クラスを受けるまで、
役の感情に自分がなれるという状態が分かりませんでした。
芝居をしていて、人にいいと言われても、
自分自身では、いつもどこか“ウソ”をついているような感覚でいました。
ただうまく台本を読んでいるだけのような気がしたからです。
また、全て台本を知っている状況下で、
どのように相手役と“真実”のコミュニケーションをとれるのか疑問でした。

10回クラスの初めのころ、ともさんや経験者の方に、
「エクササイズでは、普段見ない感情を見て、使わない神経を使うから、とても疲れるよ。」
と言われ、とても不安な気持ちになりました。
いつもは見ないようにしているわたしにとって“マイナス”な感情を、
出していくということが非常に不安だったからです。

ともさんは、何度も
「俳優にいい感情も悪い感情もない。俳優が感じることは全て価値がある。」
と言ってくださいます。
私は、自分がマイナスだと思ってねじ伏せていた感情は、
役者として舞台に立ち、あらゆる感情を観客に届けるためには、
全てちゃんと見て、感じなければならないものなのだということが
理解できるようになりました。

理解できても、すぐにできるようなことはなく、
無意識に隠しているものが最後までたくさんあったとは思っています。
ですが、エクササイズを繰り返していく中で、
何度か私の中に、今まで見ないでいた感情の塊を実感することができました。
また、相手にひたすら注意を向けることを繰り返していくことで、
今までは気づいても、なんとなく見ないようにしていた相手の情の機微に
触れ、反応できるようになってきたと思います。

私は、ちょうどこのワークショップの終わりの時期に、
公演があったのですが、
その本番で、初めて役の感情を感じて演じることができたのも、
何度も想像力などの訓練をこのワークショップでさせていただいたからだと思います。
“ウソ”のない芝居をこれからも目指していきたいです。

わたしの心はすこーし錆びついていた窓が開いたくらいなので、
まだまだ訓練を続けていきたいと思っています。
今回ここで学ばせていただいたことに心から感謝ですし、
今後も、またこの10回クラスで、泣いたり笑ったりしながら、
今まで見たことのない自分自身に出会えることが不安ながらも、とても楽しみです。


林さん
今までは集中の仕方も知らなかったので、このワークショップは斬新でした。感情を出すには無理やり吐き出すしかないと思っていたためとても勉強になりました。
これから指導する後輩にはリラックスと感情の肯定をしっかり教えて行きたいと思います。僕もまだ感情の管が細いので、時間があればまた参加したいです。


じゅんさん
私はスタニスラフスキーシステムを学んで長いこと経つのですが、一番肝心かもしれない「自分自身」から始める、という点で長い間悩んでおりました。
それというのも、自分という人間がどういう人間であるのかを見失ってしまっていたからでした。
これからも真実の演技の道を歩んで行きたいと思っていた私にとって、これは致命傷といえるようなことで、何とかしなければという思いが限界に達していました。
そんな時、プレイヤーズスタジオメンバーの方々にお誘いを受け、ベーシッククラスを受講することになりました。
初回の段階で、これは今の自分に正に必要なことだと感じ、回を重ねるごとに、どんどん自分の心のドアのサビが落ちていき、開いて行くのを感じると、嬉し泣きが止まりませんでした。
また、心のよすがとして買って読んでいたスーザン・バドソンの「NEED」にあるエクササイズを受け、読んでいるだけでは分からなかった所が腑に落ち、徐々に自分を取り戻していくのを感じられたのも喜びの一つでした。

10回クラスが終わり、やはり俳優にはコンスタントな調律が必要なのだと実感したので、これから研究会等に参加させていただき、より良い自分を目指していきたいという意欲が生まれました。
ありがとうございました☆


礼さん
朋さん、メンバーの皆さん、10日間ありがとうございました。
初めは、「何にも出来ないかもしれない」と、ネガティブな思いに襲われていましたが、朋さんが「大丈夫ですよ、回数を重ねれば出来るようになります!」と力強く励ましてくださり、気が付けば10回目の終了時には、溢れんばかりの気づきと感動に包まれていました。

潜在意識に迄アプローチし、抑圧させていた感情を覚醒させる作業。
自分の中に様々な感情を発見し、覚醒させるには苦しみを伴うものもありましたがとても大切な作業なのだと実感できます。

NeeD(潜在意識に抑圧されている未解決の欲求)
Pubulic Persona(欲求を隠す役割の「社会的な仮面」)
Tragic Flaw(自分の人生が前に進む事を常に邪魔しようとする悪しき習慣)
この3つのメカニズムを知る事が出来た事も大収穫でした。
…考えると、これ迄私の人生、どれだけTragic Flawにふり回されてきたか…
これからはNeedと上手に向き合ながら、自分らしく生きていきたいと思います。
知ると知らないでは大違い、沢山の人に是非このワークショップを知ってもらいたいです。
柔らかな心を取り戻すために…
れい


ゆうこさん
ベーシッククラス10回を終えて、今、受講生の感想を書いている私ですが、受講する前は不安で、受講するかどうか、とても迷いました。申し込む前に、受講生の感想を読みましたが、宣伝のために良いことしか書いてないんじゃないかな~とか、本当に受講生が書いてるのかな~と、疑っていました。
また、私が受講に当たって心配していたことは、クラス自体の雰囲気や講師の方がどんな人かということでした。

私は役者ではないし、役者志望でもないのですが、これまでに、いくつかのメソッド系ワークショップを受けたことがあり、講師の方々には恵まれてきましたが、芸術の世界には色々な人がいることも分かっているので、威圧的だったり、攻撃的だったり、口ばっかりだったり、あまりにマニアックな雰囲気だったり、凄く体育会系(根性論みたいな)だったらどうしようか?などと思っていました。

私は、幼い頃から色々な想いを我慢してきたので、自分の感情に向き合うことや、自分自身と向き合うことが怖くて不安で、わざと演劇の世界に近寄らないようにしてきました。
演技をするには、=自分をきちんと知る必要がある、本当の自分と向き合えなければ、演劇は出来ないと、なぜか感じていたからです。
自分の中に見たくないものが沢山あるだろうし、眠っているだろうと感じていた私は、それを開けて見る勇気がありませんでした。

その後、様々な出会いや経験があって、少し勇気を出してみようかなという気持ちになってきたけれど、それは未知の世界に乗り込むようなもので、やっぱり不安でした。
未知の世界(先の見えない暗闇の世界)をきちんと歩けるように、案内してくれる人が必要だと思いました。先が見えなくて不安でも、光を灯してくれる人がいるならば、歩けるかもしれないと思いました。

でも、それはとてもチャレンジなことです。
未知の世界の扉を開けたものの「後は勝手に行け」と突き放されたり、未知の世界に放り込まれたはいいが、置き去りにされたら、そこで野垂れ死ぬようなことになりかねません。それならば、扉を開けない方がマシだと思います。

講師の人が、未知の世界をきちんと案内してくれる人なのかどうか・・・、私は心配していました。

しかし、受講生の感想を読むと、そこには、講師の朋さんへの感謝の言葉や、他の受講生への感謝の言葉が多く見られました。前述のとおり、私は受講生の感想を少し疑っていましたが、それでも、色々な人が本当に感謝していることが伝わってきたので、もしかしたらいいのかもしれないと思って、受講を決めました。

10回クラスが終わっての感想は・・・、私の想像以上でした。朋さんは、私が扉を開けるのが怖くて、立ちすくんでいると、背中を押してくれます。他の受講生も、本気で手伝ってくれます。
やっと扉を開けても、世界への一歩を踏み出せなかったり、入れても暗闇に立ちすくんでしまったりするけれど、朋さんや受講生の仲間が、足元を照らしてくれたり、背中を押してくれたり、一緒に歩いてくれたりします。そして、少しずつ未知の世界を探検することが出来ます。

私は怖がりなので、なかなか扉を開けられなかったり、鍵が閉まっていたり、立ちすくんで動けなくなったり、逃げ戻ってきてしまうこともあるけれど(そんな時は、そんな自分が不甲斐なく、悔しかったり凹みますが)、そんな時も、朋さんも仲間達も健闘を認めて、励ましてくれます。

だからこそ、また、チャレンジしてみようという気持ちになれます。

正直、受講前は、たった10回では、何も変わらないのではないかと思っていましたが、この10回のクラスが終わって、何かはっきりと違いをいうことは出来ないけれど、受ける前と受けた後では、大きく変わったと感じる毎日です。本当に驚きです。
(自分自身の課題は、まだまだ山積みですが。)

未知の世界を冒険する覚悟がある方は、勇気を出して、是非受けてみてください。


AJIさん
とにかく楽しかったです!!
自分が普段いかに感情を隠して生きているかを、すごく実感しました。自分の事
なのに、全然分かってなかったな、と思います。

役者として他人を演じる上で、まず自分を(自分の過去や体や感情など全てを)し
っかり知らないと他人なんてまず演じられないし、今回のワークショップが、自
分を見つめ直す、すごく良いきっかけになりました。
こういう演劇の方法とかって色んな本が出ていますが、知識だけでは何も分から
ないなぁと改めて思いました。やはり、しっかりとした信頼の置ける指導者の元
での実践が必要だと思います。そしてこのワークショップは、それが出来る場所
だと思いました。

個人個人に向けて、分かりやすく指導して下さり、焦らされずに自分のペースで
クラスに参加できました。

今回、自分について1番の発見は、「自分は寂しいって思ってる」って事でした
。そんな当たり前の事って思われるかもしれませんが、私にとっては大発見で、
自分の理想とは違う自分です。それを認める事が必要だと知りました。

今後も他のクラスなどに参加して、知りたくない自分など含め、少しずつ自分を
知り、認めていき、役者として人間として豊かになろうと思います。
参加して本当に良かったです。


ふじーこーじさん
怒りの感情は悪だと思っていた。
とてもヒステリックな家庭環境で育ったので、
とにかく自分は穏やかに在りたいと思って30年弱生きてきた。

僕は小さな船で太平洋を航海していて、
何か問題のある「ゴミ」が発生すれば、
そいつは静かに海へ沈めてきた。
誰にも知られぬよう、そっと水面に浸すように。

航海を経て目的地に着いた僕が見たものは、
波に運ばれて浜に打ち上げられた大量の「ゴミ」だった。
てな、かんじでした。

てな、かんじで、
深海の底に溜り溜った感情が爆発して、
生まれて初めて見る、猟奇的に攻撃的な自分がそこにあった。
キレイゴトじゃない本当の自分に出会った気がした。

ドラゴンボールで、
神様が修行をしていく中でどうしても悪の感情が克服できないときに、
それを外に別物として吐き出した、それが別人格を持って、
ピッコロ大魔王が生まれた、ってエピソードがあったけど、
これってリアルだなあと思った。

そして本当の感情を一枚、一枚、さらけ出していくうちに、
もっとリアルな、生々しい感情が出てくる。
「おまえムカつく」の奥には
「おまえ恐い」、から虚勢を張る自分があって、
その更に奥には「理解されなくて寂しい」って気持ちがあり、
その核には「愛されたい」があった。
でも本当の本当は「愛したい」んだろな、って思った。

人間、いったいどれだけ毎日、本当の感情を偽って生きていて、
嘘の感情を正当化するために、自己内でつじつま合わせて、
嘘の上塗りを重ねて社会生活営んでんだ!ってびっくりした。

そんな自分の精神と感情の旅をさせてもらった10日間でした。
このWSに出会えたご縁と関係者の皆様に心から感謝します。

次も必ず参加したいです!


ソックスさん
私は俳優ではないですが、人と話したりするのが苦手なので、嘘をつかずそのままの自分を表現してみたいと思い、10回エクササイズに参加しました。

舞台で感じたことにはすべて価値があると言われましたが、はじめは、感じたことを言おうとするとためらって言えなかったり、こんなのは自分じゃないと否定してその感情をなかったことにしようとしたりしていました。

でも、そんな風に抵抗を感じている自分や、これまで否定してきた感情や欲求にだんだん気がついていって、結局、私は傷つきやすい弱い人間だから、何重にも鎧や仮面をつけて、完璧な人間を装いたかったんだと思いました。

自分のとても醜い心をみて、苦しくなって、仮面被ってたほうがまだラクだと思ったりもしました。

でも、同じクラスの方々と深い時間をともにするなかで、心の中にベーシックの人たちがいるような感覚がうまれ、苦しいのと別にほんの少しラクになった感じがしました。


終わってみて、日常生活では、人と話すのは前よりは緊張しなくなりました。でも接する相手によって感じ方は違うので、さらに自分の心に気づいていけたらなと思います。

そういうわけで、結局、自分についてまだまだわからないことだらけだということに気づいて、ゴールがはじめに思ってたよりはるかに遠のいたと思います。でも、これでよかったと思います。



とびさん
10回集中エクササイズの2回目の受講が終わりました。

私はこの十数年間、楽しんで芝居をやってきたはずでした。
ところがここ最近は芝居をすることが怖く、自信もなく、楽しくもない。
そんな気持ちに悩んできました。
自分に今足りないものは何か、それを求めて基礎クラスへの参加を決めました。

最初のクラスの時に、
「曖昧に、なんとなくで芝居をしている。技術を習得したい」
ということを言うと講師の渡部さんに
「大丈夫、教えます」と言われました。
自信を持って言ってくださったので安心はしましたが、不安や懐疑心ももちろんありました。

いざクラスがスタートすると、回を重ねていく中で私は
目を背けてきた過去や自分でも覚えていなかった出来事に触れ、
自分の苦手な感情・向き合わなかった感情・逃げてきた感情を見つけました。

そしてそれは自分が演技上でも苦手とする表現のものでした。

俳優の肉体は楽器であり、
俳優自身は自分の楽器の癖をよく知らなければならない。

私は基礎クラスを受講するまで
自分という楽器の苦手な感情も知らず、それに伴う行動パターンも知りませんでした。
ましてやその感情・行動パターンの原因がどこにあるかなんて考えた事もありませんでした。

私は今、初めて演技を方法論として学んでいます。
基礎クラスで自分は、ここにはとても書ききれないものを学びました。
そして再び“演技が楽しい”と思えてきました。

今後開催予定の中級・キャラクター・シーンクラスも受講したいと思っています。

まだまだ乗り越えるべき課題はたくさんあります。
カベを越えようとすることは辛く苦しいことですが、そこには同時に新しい発見があります。
基礎クラスでは回を重ねれば重ねるほど新たな発見があり、そしてまた課題を見つけて行くことができました。
私は努力嫌いですし“課題”という響きは好きではありませんが、そんな自分を認めることで、初めてこうやって前向きに捉えることができるようになったのだと思います。

真実の演技で観客にカタルシスを与えられるよう
常に自分自身の現在地と目標を具体的にみながら
焦らず慌てず、マイペースに確実に、技術を体得していきたいです。


シーズーさん
10回集中エクササイズ・ベーシッククラスで出会った
人の感情は深く、強烈でした。
まだまだ自分の中に知らない自分がいて、
こだわりやプライドがあって葛藤がありますが、
ひとつひとつ地道にやっていこうと思います。

一緒に参加したメンバーにも恵まれ、
自分と人と向き会うことのできる充実したワークショップでした。


シダタケさん
私はメソド系ワークショップを
あちらこちらで受講した
経験があります。

これから

○スタニスラフスキー、
○一連のアクターズ系「メソド」

体験してみよう、
習ってみよう、
身につけたい

という方々に知って
いただくといいかなと
思うことを書き連ねて
みます。


「演技」が「出来る」

ということが一体
どういうコトなのか、
出来る出来ない以前に
コレがわからないと
取り組みようがありません。

これがわからない、
想像はつくけど、どう
取り組めばそれは成立するんだろう。

ほとんどの人はまず、
これがわからないで
なんとなく取り組んで
いるのが実状ではないで
しょうか。


先日、著名人気海外番組の
「inside Actors Studio」
のDVDが某レンタルDVDショップに行ったらゴミ値でレンタル落ちを売っていたので購入
しました。

ラッセルクロウ
ショーンペン
ロバートレッドフォード
バーバラストライザンド

などのインタビューです。


私は演技の、「ベタ」でない特化した専門教育をここ
一年、片っ端から参加受講したり、欧米の演技系書籍を片っ端から読破したり、また、70過ぎになろうかという、大御所演出家、映画
監督、TVドラマ監督に製作という立場ではなく
(映像、舞台現場の製作屋として自分はプロのキャリアがあります。)、あらためて「役者」として師事する
ようになって1年ですが、自分という

「内側からの視点」

で、演技と謂うものが詳細、仔細に、概念や出来なければならないコトが、ようやく認識出来るようになって
きてから、これら一群の
インタビュー番組を見て、
はっきりわかったことが
一つあります。


優れた役者とそうでない
役者、それは日本人で
あろうが外国人であろうが、彼、彼女達、一連の名優、
リアリティを作り出せる非凡な俳優と、そうでない役者には

「明確な違い」

があります。


彼、彼女達は凄く

「自分そのもの」

を深く知ろうとしていて
いることです。

そしてそれに対する自分を「客観的」にリアルタイムに
「識る」能力が極端に
磨かれていることです。

そして、その批判的精神ともいえる姿勢は、ほぼ、常に「自分に」、
「自分を知ること」
に向けられている事です。

私にはここが優れた役者と普通の人を峻別している、最大の「違い」だと、
今では「明確」に
看て取れます。


欧米の役者さんは
教育環境的にも
なんでしょうが、やはり
古典は謂うに及ばず、戯作に通暁しています。


バーバラストライザンドが歌手になる前の14、5歳の時、既に
アクターズに出入り(聴講みたいですが)してて、アレンミラーの授業を受けてたり、
ストラスバーグの女房の授業を受けていたり、舞台観てるのにもブッたまげですが、
それにしても、あまりにも日本の演技教育環境とは
乖離した環境です。


人は、社会的にコミュニケーション
を成立させるために
他人や社会事象に対して
大なり小なり日常を生きていくために、普通の人の
意識は「外」に対して
向っています。

外との関わりで自らを
「規定」していたり
「判断」しているわけです。

そしてこの意識は「自分」という「中」とはあまり
関わっていないと
思われます。

リアルな演技が出来る役者になりたいのであれば、
これでは務まりません。

こうした「内観」とも
いえる姿勢が自らの中にも芽生え出すと、優秀な役者さんはインタビューなどを観ると、はっきりわかるようになる筈ですが、話し方は勿論の事、人との関わり方が「明らかに」違うのが
看て取れて、明確に認識
できるようになります。


演技は古典の舞台戯作に
限ったことではなく、
カット割のある映画にせよ
TVドラマにせよ、スタニスラフスキーや、マイケルチェーホフの謂う「読解」をして、なおかつこれが
出来ないと、人間の「襞」なんぞは表現出来よう筈もないのは間違いないのですが、この点でこうしたリアリティを作りだそうとする役者
さんたちは、戯作の
「読み」に尋常でない時間を異常ともいえるほど、
「役作り」に裂くわけですが、普通の人の小説を読むのと異なり、役者の「約作り」は、戯作が何故、こうした表現をしているのか、
書いていたりすることや
話している事、また、
そういった内容を自分や
他人が「どう捉え」、
ここからがとても
重要ですが、これを
当事者として
「どう表現するか」という、

俯瞰的、鳥瞰的に日常を
捉え、それを自分がどう
感じ、どう捉え、どう表現するか、の能力が非常に
磨かれているわけです。

第三者的に自分を看ているとでもいいましょうか。


これが客観的な話をしようがしまいが、主観的な見地に立脚して話をする普通の方々と、優秀な俳優さんで比較すると、わかる、感じるのですが、普通の方々は
こうした視点に日常が
「ほぼ全く」根ざして
いないのが言動や身振り
からもハッキリわかります。


日本語は話法で尊敬語や
丁寧語などという形式的
使い分けが出来てしまう
からなんでしょうか、

自己観察や内面の発露に
根ざしてなくても他人を
敬ったり、気遣いした形がとれて「取り繕えて」
しまうので、本当の意味での「センスオブユーモア」
はなかなか培えてない
気がします。

演技は「取り繕う」ことではなく、自己を自ら
「内面から感じ」
それを「認識」する。

そしてそれが感情も含めて「正しく外に表現」または「扱う」事が来る。

演技も本来のセンスオブユーモア
も本来はそうしたもの
だと思うのです。


そして役者は、戯作やシナリオ、共演者に対してこれを
「発露」するのが「仕事」です。


普通に生きていれば判断
というバイアスは通常は、
「自己中心的」に「外」
に対して向かって組み立てられています。


これは「普通の人」なら
生きていくために当たり前なわけだけど、優れた役者から「明確」に感じられ、認識出来るのは、普通の人と同じように自己中心的
バイアスは勿論生きていくためにあるわけですが、これが更に、常に「自分自身」という「中」に対しても
向けられていて、人間の能力として「その」部分が
凄く繊細で、その波及効果に対しても、強い認識、また、それが他人に与えうる
効果、そしてそうしたことに配慮も神経も行き届いています。


つまり自分自身の「内面」と日常的にストイックに向き合って、いや「付き合って」いて、精査しているワケ
です。


これはスポーツなど
でいうストイックとは、全く似て非なるモノです。

本当の意味でのストイックは
こうした役者さん達の
「内観」を日常的に行う
姿勢のほうがストイックな作業だと思うんです。

スーパーナチュラルにストイックな
自己の在りようです。

それは外部事象の生活や
行動にだけではなく、
自己の内面領域に対して
なワケですから。

役者、演者に限っていえば、自らをツールとして使役し、
「内面表現」する、そして「顕現」、露わにする能力を「パフォーマンス」として
「扱う」能力が優秀な
わけですが、この作業そのものが、自己の内面を見つめ、探求する。

それはある意味、精神や魂の修行そのものを要求
されるに等しい作業でも
あるので、こうした作業が役者の魅力を育んで魅力的人間を形成するのだと
自分は思います。


それにはリアリティを演技に
おいて作り出す以前に
出来る必要があるのが
「自分の心」を開くこと
です。


自分の感情を把握し、
心がどう感じているのか
表現するのかが、
役者の仕事です。


日頃の仮面の奥の自分を
先ずは認めて、知って
あげる。

これが出来ないとリアルに
それを表現することなど
出来よう筈がありません。

そして日頃こうした自分の内面をほとんどの人が
社会的生活をしていく上で、蓋をして扱わなくてイイ
ように、自分を鎧っていたり、無視していたりする
モノです。


この「心を開く」という、演技をするのに一番最初に必要な作業をお手伝いしてくれるメソド系スクール、ワークショップは、語弊はあるかもしれませんが、ほとんど存在しません。

メソドも色々手法はあるのですが、この「心を開く」
作業が前提に成立してないと、どれも機能せず
あまり意味をなしません。

自分の嫌な部分やトラウマなどにも直面しますが、
いくらでも付き合ってくれる団体もこれまたなかなかありません。

リアルな演技の為にまずは
、リアルな自分を知るために、自分と向き合う必要が
どうしても避けては
通れません。


そのお手伝いをして貰えるのはきっと、色々な意味であなたを開放してくれる、有意義で、貴重なかけがえのない経験になるでしょう。

私には役者の勉強として
だけではなく、自分と
初めて向き合い、
自分という存在を素直に
認めて、わかってあげる、
自分の癒やしや心の平穏を得る、とても有り難い
きっかけになりました。


レミさん
10日間、ありがとうございました。
体調管理が出来なかったり、道に迷い遅刻したりと短い間に色々ご迷惑をおかけしてしまい、すみませんでした。

些細な事でも受け止め、指導してくださり、苦しい中でも安心してやることができました。

普段の生活での私は
悲しみ怒りはもちろん、感動したり楽しかったりした時も自分の中で収めてしまうことが多いので、感情を表に出すというのがイマイチ苦手でした。
でもこのエクササイズで自分の中にあるものをある分だけあるサイズで外に出すというのをやっていき、できた時はとても解放的でした。
リピテーションでは、相手と真摯に向き合うことで、自分は人に必要とされたいし、かまってほしいと思ってるんだということに気づきました。
ただやってる最中、頭が邪魔して出来なかった行動や言葉があったりしたので、振り返って反省することも多々ありました。
まだまだ自分の感情がわからなかったり、表現できなかったりする物がたくさんあります。
でも私の事を一番良く分かってあげられるのは私なので、少しでも確実に一歩一歩進んでいきたいと思います。

このワークショップに出会えて本当によかったです。
ありがとうございました。


コウさん
2,30代の若い俳優志望の方ばかりのクラスと聞いて、おっかなびっくり参加した演劇全く初心者の主婦です。
初めはこれが演劇の基礎かしらと少々戸惑いながらも、回を重ねるごとに参加者のみなさんが変わっていく様子を目の当たりにし、何より私自身も内面から感覚が違ってきました。
とても得難い経験をしました。
ありがとうございました。
熱心で心やさしいご指導、そして参加メンバーに恵まれて本当に楽しく充実したワークショップでした。


せりさん
こんなに熱くなれて感動したのは高校のラグビー部の合宿以来です。
この年になってこんな経験ができるとは思いませんでした。
主宰のトモさんには感謝です。ありがとうございました。

このワークでは、俳優として自分が目指す目標を達成するために、
明確な課題をもつことを重要視します。これが非常に効果的でした。
僕は今回のエクササイズで、どうしても達成したかった目標として、
自分が日常生活でかぶっている仮面をはずすということを考えていました。
仮面とは、社会生活で見せたくないものを隠すために身につけるもの。
そのためには、自分が出したくない人格や感情の表現にあえて挑戦していく
しかなかった。本当につらく、苦しくて、何度もくじけそうになったが、
その都度、課題を振り返り、障害になっていることを分析していくことで、
今までにない自分が少しずつ表現できるようになりました。そして、同じように
その壁に挑戦していく仲間からも、本当に勇気をもらいました。今回の成果には
満足しており、自信もつきました。
また、リピテーションのトレーニングで、相手に集中することの大切さを
改めて学びました。自分からは何も生まれない。相手に感応することで初めて
自分の中に何らかの感情が生まれてくる。ワークの後半は、その感応が
抵抗がなく素直、いわゆる開いた状態になって、非常に面白かった。

今後の課題としては、相手によって出しにくい表現がある。たとえば、
年下の女性には遠慮がちになって、セクシーな感情を表現しにくいと
いうものだ。また、今後の稽古における課題の軌道修正を随時行って
いくことを心がけること。また課題を複数同時にこなせるようになること。
繊細な感情の流れを表現できるように努力することです。


NAMIさん
ここでは「なにを言ってもいいんだ」という大前提があり
講師のトモさんは何度も何度も繰り返し言ってくれます。
そう言われて頭で字面を理解しても
なかなか はい、そうですかとはいかないのですけど…

でも このワークショップでは 
相手もむき出しで向かってくるし、
自分もむき出しにならざるを得ないのです。

タテマエ社会で頑張って折り合いをつけつつ生きてきたわけですから
いまさら自分をむき出しにするなんて、
怖いし、恥ずかしいし、つらいし、本当にしんどい作業です。

でも むき出しの人間って魅力的なんです。
このワークショップで
人が苦しみながらも自分を開いていく過程を目の当たりにして本当に心が揺さぶられました。
人間ってかっこ悪くて、馬鹿で、切なくて、可愛いものなんですね。

人間って面白い、自分だって面白いのかも?と思えるようになりました。

今回のワークショップで出会った皆さんに心から感謝しています。


くろさん
8月後半からの10回クラスに参加させて頂きました、mixiネームくろといいます。
短い間の中で、得る物がもりだくさんのWSでした。
役者としては勿論、一人の人間として何かが開けたような感覚でいます。

役者として表現をするうえで、苦手な感情・出しづらい感情は誰しも存在すると思います。
最初は苦手だということにする気づかなくて、回を重ねるにつれて自分の癖などがだんだんとわかってきました。
私は怒りや悲しみや自分や相手が傷つくような社会的には負の感情を表に出せず、無意識にそれを愛想笑いで誤魔化していました。
何度か笑っていることを指摘されていて、それが何なのかに気づいたのが六回目のこと。
自己観察を重ねるうちに忘れていた昔の記憶を思い出したり深層心理のようなものを垣間見たり、それが“笑って誤魔化す”原因になっていることに気づいたり。
役者である以前に人間として何か壁を越えられたようで、感情を爆発させることでもやもやしていたものがすーっとラクになったりもしました。

一方で、逃げていたものと向き合うのはとてもしんどくて、正直ツライ、やりたくないと思うこともありました。
けれどこれからも役者の道を選んでいくのなら、避けては通れない道なのだと思います。
避けて通ったとしたら、心に響くような芝居はきっとできない。
このWSを通して、ものすごくそれを痛感しました。

私はやっと苦手な面を表現できるようになってきて、そしたら今度は新たな課題を発見しました。
10回クラスを終えて今度は研究会に参加し磨いていきたいと思います。
それだけで終わらない、というのがとても助かるしうれしいです。
また、次の10回クラスにももう一度参加させて頂くつもりでいます。
今度は自分の知らないどんな私が見えてくるのか、怖くもあるけれど、とても楽しみです。


はなさん
な~んだろ~こ~の感じ~・・・

WS最終日を終え、時節柄の忘年会を思っきり楽しませて頂いた翌日、淋しい気持ちになるかと思いきや、私が感じたのは身体全部に温かくゆったりと流れる心地よいエネルギーでした。こんな感覚は生まれて始めて・・・だと思う。芝居の楽日後とも違う、とても満ち足りて幸せオーラ放たれているんじゃないのっ!?てな感じ。多分、放ってた。

12月のWSに参加させて頂いた理絵です。
ん~仕事との兼ね合いで超強行スケジュールではありましたが、今心から参加して良かった!!!!

言葉で上手く説明出来ません。・・・不甲斐ない。
とにかく細胞全部が喜んで幸せ~と言ってるような気がします。
それ位貴重な出会いと体験でした。

かなりなブランクがあってまた芝居に向かおうとしている私にとって、舞台に立ち続けていた当時から常に不安に感じていた事がありました。
それは、このWSの概要に書いてあるような事ですが、それをどう払拭して良いのか方法論が解りませんでした。今回、出会えたような気がします。様々なアプローチの仕方があると思うので、これが全てでは無いとは思うけど、一筋の光を見つけられたような感じです。この先には何かある。何か繋がる。そんな確信です。

濃ゆい濃ゆい10日間でした。
毎日毎日、自身の過去、感覚、沸き上がる感情を見つめ、相手と向き合い自分の身体と心の変化を感じとり、解放し、伝える。
毎日が発見の連続で、自分の心の癖や長~い事長~い事自分でも気付かず抑圧してきた思いとの出会い。少々恥ずかしいですが、今まで生きてきた自分が愛おしく思えました
。しっかし、まぁ、しんどかった。毎日疲れ果てて家路に着きました。今日々の生活に戻り感じている事は恐怖です。開かれた感覚が戻ってしまうのではという恐怖が頭をもたげています。少しでもこの感覚を無くさないでいられるよう、今回頂いたヒントから自分で出来る事を積み重ね、研究会の日を迎えたいと思います。お世話になった皆様本当にありがとうございました。


中村亮介さん
得体の知れないものがあった。
『感情』と一口に言うが その実態は…。

喜怒哀楽に代表されるそれは、幾つも絡み合い、一気に吹き出した。

常に感情を押さえ込んでいた私はすぐに振り回され制御不能になった。

はじめは掘り起こすことに集中した。
そして選別。
それは幾重層をなし瞬間で変化していく。

私には変化がわからなかった。
変化について行けなかった。

いままでの生活、習慣の癖、思考に傾き、考えに執着し見失うことが多くありました。

変わろう/出そうとする自分

変わりたくない/出したくない自分
の溝を強く感じました。

もがいていました。

時に 感情の下の感情の下の…何かに触れたとき 何とも言えない感触が広がった。

こんなにも うごめいているのか!? と驚き、同時に今まで目を向けていなかった
自分を反省しました。

今 コメントを綴りながら再認識しています。

一人では得られなかった体験
鍵となってくれた相手
道筋を示してくれた朋さんに深く感謝しています。
けんさん
自分の障害となってるもの…意外と自分では分からないものなんですね。
日々の社会生活で自分自身に心の仮面をつけてしまう。
ワークショップでは、この仮面を取り外し、自分をさらけ出すことが要求されます。
さらけ出すというものは勇気のいることで、けっこう疲れます(笑)

ただ、自分自身が裸になれたとき、なんともいえない爽快感?脱力感?が味わえます。もちろん人それぞれでしょうが。

演技って、作るものではなく、心の内から生まれてくる素直な感情をそのまま出すことなんだ、ということに気がつけました。

これから参加される方は、ぜひ遊んでみてください。
気負う必要は全くありません。

僕もまた参加したいと思ってます。次の課題を突破する瞬間を楽しみにしています


ようさん
前回の10回集中ワークショップに参加した青地です。

感情というのは自分でも気が付かないほど目まぐるしく動いているという事。
意識はしていなくても表情や体の一部がそれを教えてくれました。

やはり表現するのが苦手な感情がありました。
むかついたり、悲しかったり。普段の生活で我慢している感情はエクササイズでも隠してしまったり、気が付かない時がありました。

それを一つ一つ、みなさんに指摘していただいて、少しずつ自分でも体のどこかに違和感を感じたりする事ができるようになりました。

自分の小さい部分やダサいところも全部認めて、受け入れる。
こんなところもあったのかと自分でも驚くことがありますが、一度受け入れるととても楽になりました。

そしてこのワークショップではある意味、わがままでいれるなと思いました。
その日の天気や、前日での出来事や何か感情に影響を与えるものがあったら、それをそのまま表現することが出来る。

自分の内側をさらけ出すのは怖かったり恥ずかしかったりしましたが、だんだんと楽しくなってきます。人間というドウブツの本性を見れる感じでした(笑)


naoさん
わたしにとって10回のワークショップはなんだか「巡礼」のようでした。

「イマジネーションのエクササイズ」で過去や感情にアクセスし、自分が今まで生きてきて1度も開放したとのない感情があるのだと言う事に気づきました。
例えば、
・人とどんなに嫌なことがあっても自分から関係性を切ったことがない。
・負けるのが苦手。
・褒められるのが苦手。
・傷つくという感情を否定しているので認識できない。
など。

「リピテーション」では、台本というストーリーもなく、ただただ相手と自分の感情に身体を預ける感じがありました。感情は非常に早く変化するということを知り、その変化に集中して身を任せていると、思考はストップし、ただ感情の反射神経にのっかって「忘我」に近い状態になったりしました。
感情(=結果)はコントロールできない、感情の生まれる「プロセス」が大事!と、毎回やってみなければどうなるかわからないエクササイズにトライし続けるのは、
未知への冒険の切符という感じ。
果てしがなくいつも不恰好だけど、ずっとスリリングでした。

そして、

これまで俳優の感情が伝播し共感という感動が生まれると思っていたのに、俳優自身にもとらえきれていない感情があって、観客が先にそれに気づき感じてくれることがあるのか…

というのが、わたしにとってはこのたびの大発見だったのです。

無理をしてでも出たい!と思えるワークショップに巡り会えたことを、本気で良かったと思っています。


kaoriさん
私は演技に関しては全くの初心者でしたが、とても充実した10日間を送ることができました。
私にとっては全てが新鮮で…トレーニングの内容だけでなく、幅広い世代の方々と話をすることができたのも本当に良い刺激になりました。
何より、いろんな感情を引き出すことを体感し、最初は不思議な感覚でしたがだんだん楽しくなってきて…
本当におもしろかったです。

私の演技の勉強の第一歩にココを選んで本当に良かったと思いました。
トモさん、一緒に受講した皆さん、ありがとうございました。
また是非参加したいです!!


ラボさん
前回参加したのですが、すごく良いです
もともと不定期で開催されていたエクササイズクラスに
去年から参加していて、
そっちは週に1回とかだったので変化はゆっくりだったのですが、
10日間、(間に1日2日の休みはありますが)集中して受けると
変化が早いです
初めて参加した人たちもどんどん変わって行って、
見ていてもとても面白かったです

わたしは、物事を先読みしてしまう癖があり、
例えば、これを言ったら怒るんじゃないかとか
これをしたら大変なんじゃないかとか
でもそれは頭なんですねー

役者は感情を道具として使える様にならなきゃいけなくて
頭で考えた演技は面白くないわけです

でも普段は感情を抑えたりごまかしたりして生きているので
鈍っている訳ですよ

私なんか頭がぐるぐるしてる時間の方が多かったから
いや、今でもそうなんだろうけど
物凄く大変です

あと、人に伝えるのが苦手です
自分はコミュニケーション不全なんだと
普段冗談交じりに人に言いますが冗談じゃなかったりして

2歳児の様に演技せずありのままにいられる様に

私はまだ中高生位かなぁ
まずは小学生を目指して

前回の10回クラスの中で
リピテイションと言うエクササイズの時に
終わった後になって我に返るという
とても面白い経験が出来たのは
良かったな~と思います

頭が入らない状態だったのかなと思います

この状態で芝居できたら良いんじゃないかなーと思いました
もちろんお芝居は役がつき、設定状況があるので
その中でそうなるのは大変なんだろうとは思いますが

興味がある方はぜひぜひ参加してみてください


ラボさん
本日夜クラス6回目でした
折り返し後半スタート

リピテイションの時に
「感情に良い悪いは無い」
「相手のせいじゃなくても相手にどうにかしてもらおうとする」
と言われてもやはり日常で人に対して気を使ったり遠慮したりしてるはずなので
それが出てしまう

ある感情はあるだけ伝える

相手に届いて相手が変わる

自分もそれに影響されて変わる

交流になる

を、たぶん初めて経験しました

面白かった

感情を伝えながら相手を拾いながら
その拾った言葉にも感情が乗っているっていうのを
ちょっとでも今日出来たかなと思います

遠慮するのは相手を信用してないからなんじゃないかなと
今日ちょっと思いました
それはきっと自分の事も信じてないって事なんだろう

交流できるって楽しいです

そして今日から最終日まで怒涛の5日間
頑張らないでがんばります

         
しとすさん
感想を書きたいと思います。
・感情について知る事ができました。(目を向けるようになりました)
・今の自分の感情を知る事により不安や緊張から落ち着ける事ができるようになりました。
・芝居においての人との交流のクセをつけることが出来るWSだと思いました。
・集中力がアップしました。
・大人になるにしたがい、タテマエを覚えていきますが、
この芝居において邪魔なタテマエを取っ払う訓練になりました。
・頭を使わずストレートな行動が出来る訓練になりました。
・自分のことを知るきっかけになりました。
・日常生活において図星なことを言われてもかえせるようになってきました。


変わりたい女さん
今回、このワークショップに初めて参加させて頂きました。今月の12日に10回目が終了してしまい、何やら寂しい気持ちでいっぱいです…。あぁ~悲しぃ…悲しいよー…
私は、ダンスや芝居の勉強をしています。技術優先の表現が好きではなく、今やっている勉強の中で疑問を持つ事が多くなりました。自分が行きたい場所とは違う方向に行き、自分を偽り、ごまかすことが多くなりました。でも私は自分の生活が崩れるのが怖くなり、その気持ちにすら気づこうとしませんでした。その結果、死にたいと言う気持ちに支配されていました…
そんなときにこのワークショップの情報を知り、これは自分を変える機会だ…!と意気込み、参加しました。
この、エクササイズは全てが新鮮でとても深い物だと感じました…社会生活で抑圧している感情、怒りや、憎しみや、悲しみ…皆の前で出すのがとっても怖かった…でも、先生は「感情にいい悪いはない」と言ってくれます。許されることが私の救いでもあり、またそれが俳優の役割であることも実感できました。これからどう生きるか考えさせられます。自分の役割や使命について…トモ先生はすごいことを教えてくれているのだなと実感します。トモ先生、本当にありがとうございました(TOT)


Jさん
8月後半からの10回コースに参加させて頂いておりますじゅんです
まだ終了していませんが、このWSで得たものを書きたいと思います

私は自分自身、感情の表出が苦手だと思っていたので参加させて頂いたのですが、このWSを通じて「感情の表出が苦手」なのではなく、「表出するのが苦手な感情がある」ことに気付かされました
それは私が弱い人間だと相手に思われるような感情(悲しい、辛い、緊張、恥ずかしい等)を出すことがとても苦手だということです

それに気付いた時に、今まで自分が生きてきた人生、出会ってきた様々な出来事が私に社会的仮面を強く強く付けたのだと気付きました
私にとって社会的仮面は、生きて行く上での自己防衛のために必要です
自己観察を繰り返すことで過去や深層にあるトラウマを垣間見たりしたことで、私は幼い頃から現在に至るまで社会的仮面をしっかり付けていないと生きて来られなかったのだろうなと思いました

しかし役者をする以上、そんなことは言っていられません
本物の感情を表現しないと、観ている方には何も伝わらない、面白くない
そのこともこのWSで学ばさせて頂きました

自己課題は沢山ありますが、とても大切なことに気付かさせて頂き、
また演ずる際に大切な心得も胸に突き刺さる程に学ばさせて頂きました
私は研究会に参加するのは難しいのでとても残念ですが、自己課題を元に自主練を繰り返していきたいと思います

続けて次のWSに参加したかったですが、難しい状況なので、悔しいです
それぐらいこのWSでは得るものが、気付かされることが沢山ありました

また参加出来たら、是非とも参加させて頂きたいと思います
主宰者であるトモさん、本当に有難う御座いました


あゆみさん
閉じ込めてきた感情を、素直に感じて吐き出すことで、向き合うべきことに直面できました。
自分を解放してあげることで、最近は少し、胸が楽になった気がします。

過去の出来事に苦しみきれずに、今までどこかに隠してきた痛みと向き合うのは勇気のいることですが、
もっと自分のことを知りたい、見つめたい、最初は怖かったけれど、今も怖いけれど、そう思えます。

もっともっと、これから勉強させていただきたいです!


いちさん
十回エクササイズ
を受けて。

思いきりやる事への足掛かりをつかめた気がします。
今まで

ぬるい
よわい
もっとつよく

と言われる事があったんですが、なにをどうしたら
よくなるのかがピンとこない事がそこそこあって
しばしば混乱していたんですが、十回エクササイズを受け

その答の足掛かりをつかんだように思います。

俳優として成長した
というより
人間が成長した
ような気がします。

ありがとうございました!


じゅんさん
基礎10回クラスを7月~9月にかけ4回受けました。
じゅんです。

この短い期間で4回立て続けに受けたのは
私の場合、もっとはっきりした自信を持ちたい事への
「不安」や「焦り」や「欲求」が大きかったからでした

連続4回の受講はどうなるかと思いましたが
びっくりする程毎回飽きずに、良い意味で苦しくて、
もちろん新しい発見の喜びもたくさんあり、それは快感でした。

一回目のクラスの初日
「嫌いな事はなんですか?」の問いに私は
「自分を批判される事。人を批判する事」と答えました。

今まで普通だった事です。24年間で作られた私という人間の姿です。

でも、リピテーションのエクササイズでは、
相手にその時感じたものをそのままぶつける事が要求されます。

それは、相手から怒りをぶつけられたり、非難されたり、
相手に怒りをぶつけたり、非難をしたりもすることになり

「自分を批判される事も、人を批判する事も嫌い」

という、私の考えを全否定されているかのように感じ、とても苦しみました
(結果的にそれは「否定」なんてものでは決してなかったんですが)

自分でも自分が本当は何を感じているのかが理解できない事からくる、
反発心のようなものとの戦いで苦しんだ長い期間でした。

それを解放出来てからやっと、冷静にこのトレーニングの意味を理解でき、
気づける事も増えたように思います。

想像力のトレーニングは、感情にアクセスするためのコツをつかむのと平行して、
自分の性格や生き方がどうして今現在のような形になったのかをはっきり見る事になりました。

過去を繊細に振り返る事により、自分自身をあらためて良く知ってからは

受け止め、認め、開き直り、全てを表現する。

とゆう事が少し楽になったように感じ、
リピテーションでも良いように影響するのではないかと思いました。

トレーニングから一歩日常に出た生活でも、

複雑で繊細でころころと変わる自分の感情を感じる事ができ、

それを認めてあげれる上での楽さを次第に感じれるようになり、
私の場合は以前よりも人間関係がやりやすくなった人が増えました。

回を重ねるごとに新たな課題とも次々に出会えます。

心を開き素直になれた時の感覚を大切にして、
あまり焦らず気楽にトレーニングを続けて行ければいいなと思います。


青さん
私は初級クラスを受けて、自分のことや周りのことに対して、気付けることが多くなったと思います。
初級クラスを受ける前、私は緊張すると周りが見えなくなってしまうようで、そのこと自体も漠然としか把握できていませんでした。
しかし初級クラスを受けて、自分の状態がどうなのか具体的に気付くこと知ることが少しずつできるようになっていきました。
どうしたら自分一人にならず、相手や周囲のことも見続けていられるのか、体験的にそのコツを体で知ることができました。
演技に関しても、初級クラスを受ける前から、セリフの言い方やふるまいなどを頭で考えず、相手に集中すればいい演技ができる、ということは感じていたのですが、どうすれば具体的にそれができるのか分からずにいました。初級クラスを受けて、相手や周囲に影響を受けるのが楽になりました。
自分の状態を知ったことで、表現できる感情の幅もぐっと広がったと感じています。


もじゃさん
10回クラスを受けてみて、たくさん感情が眠っていることにビックリしました。
長年押さえ付けて我慢していた感情こんなにもあるのだと気づかされました。
本心で怒るから毎回が精神と体力の勝負で完全に運動部(野球部)にいる感覚でした。
最初は本気で感情を出すから精神的にまいってしまって行きたくなくてたまりませんでした。だけど「2万5千円、2万5千円」と毎日、暗示をかけながら通い、なんとか最後まで受講することが出来ました。
私は我慢という努力を日常でし続けていたので、何重にもなり、感情を出すには大変でした。
3回目くらいでなれてきましたが、まだまだ感情はあるなっという実感も得られました。
受講する前は家族や友達の前で感情解放していたので友達は離れていくし家族は大騒ぎするし、ストレス溜まるしで周りは良い迷惑だったと思います(笑)
1年かけてそれをやっても感情解放は出来なかったのに受講したとたんいとも簡単に出来たので驚きでた。
最初は怪しい広告だと思って冗談半分、すがる思い半分で受講したのに内容は濃かったです。
これで2万5千円は安いです。
だからといって値上げはしないで下さい(笑)
私一人では、こんなに早く感情は出せなかったと思います。
毎回、本気でバトルするんで泣いて笑って・・・ガツーンと心がえぐられる直撃を受けます。
慣れればだんだん乗り越えて通うのが楽しくなります。
きっと内容の濃い毎日になり、我慢も減りますので是非是非興味がありましたら受けてみて下さい。
私は嵐のコンサート最前列くらいの価値はあると思います。


りおさん
10回集中エクササイズを受けました。りおです。

この前までワーワーギャーギャー言ってたのが、夢なんじゃないかと思うくらい
日常を生きてます。
なんだか燃え尽きた感じです。
なにも手につきません。

エクササイズ中、あたしはこわかったです。みなさんが。
でも、ちょっとずつ平気になりました。些細なことでもみんなと話せることが嬉
しかったです。


人間ってどれだけ感情を我慢して生きてるんだろうと思いました。そして自分も
その人間だと思いました。

あたしは笑っときゃいいみたいな感じで過ごしてんだなと思いました。
そして今、なるべく笑わないようにしてます。人の反応がこわいけど、も少し楽
に生きたいです。


みなさんに会いたいです。
けどこわいです。

舞台の稽古がはじまってるので、なかなか行けませんが、行けたらいいです。

Edge Project ~俳優の「真実の演技」を研究する会~ コンセプト

いつでも試合に望めるよう、常にトレーニングを積み、能力を研ぎ澄ましておきたい!!

一流の演奏家は毎日欠かさず楽器の練習をしています。
一流のバレリーナも、一流のスポーツ選手も日々のトレーニングを欠かしません。
しかも、こういったトレーニングは1日怠れば取り戻すのに何倍もの時間を要すると言います。

本番のあらゆる状況に対応し、二度と来ない一回限りのその瞬間に確実にコミットし、最高の能力を発揮できるよう「神経」と「肉体」と「思考回路」を研ぎ澄ます。

これは俳優にしても同じく必要な事。
どんな戯曲や役を与えられても最高のパフォーマンスで答えられるよう、常に神経と肉体と思考回路を研ぎ澄ましておく。

そのための具体的なトレーニングを出来るだけ頻繁に行える場を作り、トレーニングを重ねる。
そして常により質の高い演技を目指して研究・改善を進める。

役者は一人では何も出来ません。良い作品を作る為に、或いは自分が良い演技をする為にも、良い相手役がいなければならないのです。
ここで互いに研鑽しあい、皆でお互いの為に良い相手役になれるよう成長しよう。
そして、スタニスラフスキーも言っているようにメソッドもシステムも、常に研究し、発展させていこう。
これがこの私達の会のコンセプトです。

Edge Project の演技観

「いい演技」 って、具体的には何の事?

Edge project では

虚構を真実に変える能力

のことを 「いい演技」 と言います。

普通の役者は、お芝居をお芝居として、役を役として演じる。
天才的な役者は戯曲をドキュメンタリーに、役をその瞬間その場所に実在する生きた人物にしてしまう。

当会 では、コンスタンチン・スタニスラフスキーの教えたシステム(「行動」の原因と結果、その根底を流れる自然の法則に関する研究)を基に、サンフォード・マイズナーや、リ・ーストラスバーグ、マイケル・チェーホフ、F.M.アレクサンダー、ヴァイオラ・スポーリン、などの考案した幾つかのメソッドや考え方に学びながら、虚構を真実に変えする為の具体的な訓練を行います。

虚構と真実・役と自分自身

虚構を真実に変える仕組みとは?

① 現実---役としてでも、役者としてでもなく、本物の生きた人間として、自然の法則に則って見、聴き、考え、行動する、生きた自分自身 

② 虚構---役 ・戯曲によって提案されている状況 
      
    ↓↓↓

③  ①②の融合から
「普段の自分自身」ではないが「戯曲に書かれてある、想像上だけの役」とも違う、逆の言い方をすれば「生きた自分自身」でありながら「役」でもある、私という俳優にしか生み出せない『今ここで本当に生きている役』(第3の存在)を生む 

この第3の存在を生み出す為の具体的な技術

上の①②③それぞれの段階に対応する技術が、下記の(a)(b)(c)

(a)安易に抽象的な「役」を演じず、いついかなる時も常に心のままの自分自身であり続けられる事を訓練する。 さらに、普段の自分が成長の過程で無意識に身につけて来た、固有の「感情表現の癖や歪み」を発見し、「癖や歪みの生まれる原因になった出来事や、抑圧されていた感情」にも向きあって行きながら、ゆがみを矯正し感情表現と行動の領域を全方向へと広げる。
そうやって、日常生活での感じ方よりさらに敏感に繊細に感じ、より正直に心のままに行動できる心と体を作ることで、相手役との間に、直裁な「感情の交換」としてのコミュニケーションを実現する。

(b)自由に発展する「能動的な想像力」を育てることで「戯曲によって提案された状況」の中に入り込む。想像の世界の中で能動的に行動することで、戯曲の中の状況や出来事を俳優自身が真実と感じ、状況への確信を得、生きた俳優の内部に真実の感情、考え、行動への欲求が生まれる。

(c)この能力を使いながら、戯曲により与えられる「提案された状況」を注意深く考察し、「目的」「課題」という観点で戯曲を分析し「行動」に翻訳する
最終的にはスタニスラフスキーの言う「超課題」にまで辿り着く事。




これらの技術を確実に身につけるよう、下記の具体的なエクササイズを使って訓練します

訓練方法

訓練はまず、上の記事「虚構と真実、役と自分自身」欄の(a)(b)の為の基本的な能力を養うエクササイズから始めます。

「リピティション」エクササイズ
舞台上で自身として見、聴き、相手を感じ、相手に影響されて自身の内部に生まれた感情や欲求を感じ取り、その感情を相手に100パーセント伝え、その欲求に完全に正直に行動する。このときに生まれる「知性」からの妨害や隠蔽を理解し、その上で「知性」からではなく「感情」や「本能」から生まれる行動、「頭」ではなく「心」が求める行動を行える。そういう能力を養うためのエクササイズ。 【メンバーによる『リピティション』の研究リポートページはこちら】

「イマジネイション」エクササイズ
虚構を真実に変え得るイマジネーション力。本物の感情と行動欲求が生まれ、俳優の神経や体が影響を受けるような「想像力の使い方」を習得する為のエクササイズ 。【メンバーによる『能動的な想像力』の研究リポートページはこちら】

「調律」のエクササイズ
演技をする為には、日常生活の状態から、創造活動にふさわしい状態へと自分の心と体を調律する必要があります。体が発する最も正直な情報をキャッチすることで自身の心の状態に気付き、認め、受け入れ、次に自身に単純な知的作業を与える事で心身ともに平成な落ち着いた状態。周囲のあらゆる状況や状態を超繊細に敏感に感じ取れる深いリラックスの状態へと調律するエクササイズ。
またこのエクササイズは演技にとって、また想像力の開放にとって不可欠な「強い集中力」を養う事にも繋がります。 【メンバーによる『調律』の研究リポートページはこちら】

そして、これらの技術を確実に体得する為に
①『今自分の前にある壁は何か』
②『それを乗り越える為の今日の具体的な目標をどう設定するのか』
を随時意識的に確認します。
後は、ひたすら訓練の回数を重ねる事。
期間的にも出来るだけ集中する事。2週間に1度、1ヶ月に1度の稽古では、その概念や論理は理解できたとしても体と潜在意識が覚えこむことは出来ず、成果は望めません。

このエクササイズで、ある程度基礎能力が身についたら、戯曲やシナリオを使って(a)の部分
・戯曲の分析・解釈
・役と俳優自身の統合
の訓練を始めます。

目指す到達点は非常に高く設定しています。
しかし、Edge Projectでは、そこに至る道筋が具体的で明確
一歩一歩着実に進めば誰もが必ず行き着ける「道」なのです

Edgeとは『刃』の意。

Edgeとは『刃』の意。
演技に真実を持ち込むことを
「鋭い刀の刃の上を歩くような行為」
と比喩した人がいます。

真実を扱う為には
自身の真実に対峙する決意、恐怖心との闘いが必要です。
高度で繊細な技術も必要。
技術習得の為には当然ながら、絶えざる訓練が必要。
技術に対する理解を誤れば心が痛い思いをすることも。
強い意志と「必ず出来る」と信じる気持ちが無ければ達成できません。

本質を理解し、高い技術を習得する為の訓練は最終的には『自分との闘い』です。

だけど、この勉強会に来れば、同じように自分に打ち勝ち、成長し目標に到達しようとする仲間がいます。

仲間の成長は大きな刺激になるでしょう。
仲間の成長は自身に多くのヒントをくれるでしょう。
仲間の成長は何よりも自身の可能性の裏づけになるでしょう。

皆の成長は奇跡的なアンサンブル「心の生活」を生み出します。
コンスタンチン・スタニスラフスキーが求めた演劇芸術の最も崇高な到達点、

人間の心の生活

余分なものが何も無く、静謐な考えと深い感情で心が感応しあっている美しい状態。
この状態は観客の心を癒し、世界を浄化する力をもちます。
「演技 Play」が「祈り Pray」にまで高められる瞬間です。


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